処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

一年間お世話になりました

2007-12-31 21:27:41 | 身辺雑記


今年は、挑戦の年でした。

何がって、このブログ。

なかなか大変で、何をどう載せるか。

テーマも文章も写真も・・・。悩みに悩んでとにかくスタート。

と、今度は、毎日毎日何か載せなきゃと、脅迫観念に取り付かれ、クタクタ。

やっとマイペースになれた今日この頃。

ブログ元年が終わります。

この一年間、お付き合い戴き、ありがとうございました。

来年も何卒宜しくお願いいたします。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武士の一分

2007-12-31 16:16:23 | 映画


テレビ朝日30日放送を観る。
時代考証がしっかりされて、しかもリアリズムの山田洋二監督らしく
ディテールが疎かになっていない。それだけ没入できる。
昨年の封切り時には同監督の時代劇3部作の集大成との触れ込みだった。

時代劇も変われば変わるもの。
少年時代に観たそれは、いわゆるチャンバラ映画。
森の石松、国定忠治、一心太助 etc。

木村拓哉、檀れいの下級武士の夫婦が見事だが、
今回改めて感心したのが中間役の笹野高史。
彼がいなければ、この切ない物語は成り立たなかったのではなかろうか。



それに、坂東三津五郎。小悪人とはこいういうものかといたく納得。




テレ朝は、今年の視聴率がTBSを抜いたという。
2時間ドラマや2夜連続ドラマがあたり、野球のアジア選手権、サッカーのクラブ・ワールド・カップも運のいいめぐり合わせになったこともあっただろう。

どのチャンネルを見てもお笑い連中の楽屋落ちのような番組や演技もろくに出来ないタレントを使いまわす今のテレビに眉をひそめる人は多かろう。
いたずらに視聴率かせぎに走らず、手を抜かない番組を作れば、ちゃんと人は観る。
毎年、年末年始の番組のお粗末さをいまさら口にするのもするのも癪だが、こうした優れた映画作品をこの時期に放送することは、大歓迎である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイティ・ハート

2007-12-29 23:20:29 | 映画


5年前に起きたジャーナリスト誘拐・殺害事件の映画化。
夫がフランスのラジオ局の記者、妻が身重のウォール・ストリート
・ジャーナルの記者。
夫が取材先のカラチで行方不明となり、必死の捜索にも拘わらず、
やがてテロリストの手にかかり惨殺。
悲しみの中から強く立ち上がるヒロインの姿を描いた物語。
テンポの速い運びがドキュメント・タッチとなって、引き締まった
映画となった。
よかった役者は、捜査陣のキャプテン役のインドの俳優イルファン・カーン。
初め善悪不明の存在だっただけに、ホッとした。




カラチとイスラマバードの風景が印象に残った。
エピローグの母子のツーショットに、平和を祈らずにはいられない。
原作は潮出版社刊。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Volare

2007-12-24 21:38:32 | ジャズ
CD Club 12月新譜

イタリアの6組のピアノ・トリオによる2枚組みCD。
ヴィーナス・レーベルの自慢のラインナップというが、
いずれも強いインパクトはない。悪くもなければ良くもない。
同じように聴こえるのは、企画の問題か。

モダン・ジャズ定番の「枯葉」「マイ・ファニー・バレンタイン」「エブリシング・アイ・ラブ」などよりも「ヴォラーレ」「帰れソレントへ」「サンタ・ルチア」など自国の曲をどう料理しているかに専ら関心。特に「カタリ・カタリ」。

それにしてもビル・エヴァンスの傑作「マイ・フーリッシュ・ハート」に挑戦の気概は認めなくては。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラマーゾフの兄弟

2007-12-15 23:02:28 | 

話題の古典新訳(光文社文庫 亀山郁夫訳)を読む。が、途中で放棄。

高校時代に我慢に我慢を重ねて読んで、結局挫折。苦痛の思い出。

今度はどれほど楽しく読めるかと、書評やコメントに触発され、
大いに期待して挑戦したが、また脱落。

会話が冗長、心理描写もまわりくどくてイライラ。

我が日常もイライラと冗長。
だから、素敵な物語の世界で楽しみたいのに・・
そこでも冗長とイライラ。
もうたくさん・・、やってらんない。
これが脱落の理由かな。

これほどに人間の心を描ききり、信仰、親子・兄弟、欲望、葛藤、国家など
大テーマを掘り下げるドストエフスキーとは何と偉大な作家であることか。

一度あることは二度あり、二度あることは三度ある、という。
三度目が無いように新新訳をひたすら待つことにしよう。嗚呼。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どんと

2007-12-14 22:37:52 | 舌鼓



"同期のレンゲ"の忘年会

4ヶ月振りにまた飲み会。
みんな東京暮らしなのに、高層ビルはなかなか機会が無いようで。
まあ、夜景を見下ろし「綺麗」「綺麗」とひとしきり。

<呑み放題付き6000円コース>

・集い野菜のおひたしおかかえ和え
・さわらの若狭焼き
 柚子釜筋子のまさご和え
 胡麻豆腐のサーモン包み
・佐渡鮮魚3種盛り
・和牛ローストビーフ和風ソース
・海鮮寄せ鍋
・ズワイガニの天麩羅
・うどん
・白胡麻アイス





開始時の18時半には、他に客はなかったが、
21時には満席。
入り口には「一般のお客さまのお席はありません」のたて看板。

おのぼりさんよろしく、みんなで記念写真。そして2次会へ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四谷満月

2007-12-09 23:37:50 | 舌鼓
この師走、しかも押し迫った30日に
ワシントンに赴任する知人の送別会。
これまで矢玉が飛び交う紛争地ばかりを経験してきたが、
今回初めて安心の地という。
生活の無事と仕事の成功を祈るのみ。


訪れたのは10年ぶりぐらいか。
『青山満月』との同経営だったが、5年前に独立したという。
つまり今は板さんがオーナー。

相変わらず魚が旨い。
それにつられて、普段殆どやらない熱燗を呑む。
座敷がひとつしかないのが残念。
10人ほど入れる部屋に少人数では気が引ける。
かといって、場合によっては、相部屋も困るし。
難はそれだけ。
魚よし酒よし鮨よし、そして最後に板さんよしと。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沙伽羅

2007-12-08 13:27:17 | 舌鼓


5人の会

メンバー5人全員がリタイアになって初の呑み会。

慎ましくとも心豊かに呑みたいと選んだのがこの店。
'蕎麦屋で酒'が似合う齢になったと、こそばゆいやら寂しいやら。

関守石コース(全8品)4250円
 揚げそば・白子ポン酢
 自家製湯葉豆腐
 つぶ貝やわらか煮・板わさ・ままかり漬け
 刺身盛り合わせ
 出汁巻玉子焼き
 穴子天麩羅・野菜
 手打蕎麦せいろもり




酒類は、店主が吟味した40種の日本酒・焼酎
 「十四代」「黒龍 石田屋」「佐藤」などを飲む

早々に〆て、お帰りの8時半には、店内満員。
皆さん、いい店はよくご存知で。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けの明星

2007-12-06 22:25:31 | 身辺雑記
晩秋の冷気満つ早暁

東天に浮かぶ明星

月天子と並座して煌輝を増す

李明氏の母逝く



森羅万象 生々流転 

生も歓喜 死も歓喜

生死不二

合掌
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和食&Oyster-Dining  うらら

2007-12-03 22:32:00 | 舌鼓


3人の会の一年の締めくくり

牡蠣料理の店。生牡蠣からバター焼きまで、牡蠣尽くしのダイニング。
当夜、最初に出たのは北海道、広島、福岡の生牡蠣。
質量も味覚も舌触りも異なる3種類の牡蠣が楽しめて、嬉しい。




飲み物は、ビールの「ハーフ&ハーフ」がサービスで一杯10円。
赤ワインの「ベリンジャー・ストーンメラーズ・メルロー」ボトルが3300円。

飯田橋駅から1分。「へーエ、こんなところに」という場所にある。店内は広くはないがカウンターもあり、雰囲気がいい。

3人で計15000円は、得した気分

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする