処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

ヒューゴの不思議な発見

2012-03-17 20:47:26 | 映画

原   題  HUGO

制 作 国 アメリカ

上映時間 126分

監   督 マーチン・スコセッシ 

出   演 ベン・キングズレイ、ジュード・ロウ、エイサ・バターフィールド、

       クロエ・グレース・モレッツ

  

       

これ、スコセッシ?と思わずにはいられない愛とファンタジーの冒険映画。3DのA級映画はまだ数えるしかないが、さすがの巨匠。架空やアニメの世界ではなく、日常の風景や生活・建物で駆使して見せた。

      

ベン・キングズレイは、なんと素晴らしい俳優だろう。存在感と演技は群を抜いている。これから益々円熟を迎える彼の作品は見逃さないようにしよう。

       

1930年のリヨンの街と駅の映像が、とても綺麗。何ともワクワクでノスタルジック。一方で雑踏の流れや噴き出すスティームなど細部がリアル。「3Dをやりたかった」というスコセッシの思いがここに至って観る者に伝わってくる。

    

オフィシャル・サイト

 

 

 

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獅子頭

2012-03-10 15:17:01 | 舌鼓

19歳で日本に留学した周恩来。一高、高等師範の受験に落ち、明治大学に通っていた時に、よく食事に寄った店が東京・神田神保町にある。漢陽楼という。オーナーは日本人に変わったが店の名前は昔のまま。

苦学の周恩来が好んで食したのが、『獅子頭』(団子スープ)と豆腐料理であったことは、伝記に詳しい。

           

  獅子頭               周恩来と仲間=店内に飾ってある    

実はこの料理、1991年5月に周恩来夫妻の住まいだった中南海の西花庁に招かれた際にご馳走になったことがあった。往時の味がそのまま、周総理縁の料理として特別に接待戴いたのだった。 

                          西花庁

ちなみに、近年は、天津の周恩来記念館の敷地内にある西花庁には、ツアーで行くことができる。入場料15元。こちらは観光用の復元施設である。

何はともあれ、彼の宰相が、祖国の革命の胎動期に、異国の地で食した味を、一度試されるのも悪くはないですぞ。

 

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神戸行

2012-03-04 23:21:47 | 出張

一泊二日で大阪で会議。「せっかくの来阪だから、もうひとつ仕事をせい」というわけで大阪の前に神戸に行くことになった。

訪れた先で異なことを聞く。三宮から海岸に向かう神戸のメイン通りである浜辺通沿いのビル街の2列目の建物群ではNHK以外は映らないというのだ。1列目の大型ビルに電波が遮蔽されて。

ならばケーブル・テレビ、とはいけないのだ。景観の上から電柱がない。ケーブルを地下に敷設せねばならないが、これは全て個人負担。この景況下、それが出来ないというわけ。世界の神戸で。

それは、ひとまず置いといて。

神戸から大阪へは阪神電車。いつも車での移動だったので、これは楽しかった。芦屋を通って甲子園を通って。時間がなく、横座りの車内でコンビニで買ったおにぎりとパンをパクつく。乗客が比較的少なかったのが救い。

大阪の宿は、いつものシェラトン都ホテル大阪。名の割にはリーズナブルなのがいい。ただし、朝食は抜き。外に出て近くの蕎麦屋。

(居室の額絵)

裏手に新歌舞伎座は、関西ブランチはその前。歩いて2分。定宿の理由である。

 

 

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