
生産国 デンマーク
容 量 50g
定 価 1200円
スタンウェルは、1942年創立の後発のタバコ・パイプ製造会社。高品質で独創的なデザインで今や世界のブランド。
パイプの葉組は、熟成されたヴァージニア葉に弱めのブラックキャヴェンディッシュをブレンド。ヴァージニア葉とバーレー葉のカットプラグを少量加えて、香りはプラム。
火点きが良く、燃焼も良。素直な味。個性には乏しいが、その分愛好家は多いかな。
市 価 1930円
赤い果実の香りを主体とした豊かなアロマのなかにチョコレート、ミネラルのニュアンス、黒コショウのスパイス感が混じり、とてもリズミカルな味わい。
「ジプシー」という意味を表わすその名のとおり、踊り出したくなるような明るく屈託のないワイン。どんどん行けます。
ラベル中央には全世界を構成する自然の三重構造(地球・人・空)が正三角形で表現されており、周辺の輪は時世の大きさを、縁の扇方は1月~12月を表現しているそうです。
また、中心から広がるグラデーションは葡萄の樹それ自体のサイクルのように、すべての「終わり」が次の「新しい始まり」になるという自然の周期を表現しているのだそうです。
監督:三池崇史
2010年ヴェニチア国際映画祭コンペティション部門正式出品作品
出演:役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、古田新太、伊原剛志、松方
弘樹、松本幸四郎、稲垣吾郎、岸部一徳、平幹二朗、市川正親
etc.
時代劇の復興が言われるこの数年、この作品はその頂点の一つにはなるだろう。間もなく封切られる佐藤純弥監督の『桜田門外ノ変』もその口か。
勧善懲悪の単純なストーリー。極悪非道に堪えて堪えて堪えて、末に、300人を相手に斬って斬って斬りまくって、お殿様の首を見事ゴロンと切り落とす。
十三人は、自分の流儀や型で大暴れ。特段目を引いたのは、松方弘樹の殺陣。さすが往年のやくざ映画のキャリア、一番に決まっていた。
平幹二朗がチョイ役、松本幸四郎はもっとチョイ役。が、実に大事なキーパーソン。こうした大ベテランや大物俳優がチョット出の映画は、それだけで重量感が増す。傑作になることが多い。
それにしても出色は、残虐な君主役の稲垣吾郎。感情の無い表情は実に不気味。ここまでやれると踏んでのキャスティングだったろうか、想像以上の出来だったのではないか。いま思い出してもゾッとする。
もう一人の出色は、この冷酷無比のお殿様を最後まで守る市川正親。主君に仕え守ることが武士の魂と、悲しいほど忠実な腹心。
工藤栄一監督のオリジナル作品は1963年。観たのは高校1年の時になるか。重量感と豪華さと展開に息を呑んだ記憶がある。CG処理の無い時代。それだけ完成度が高かったといえる。映画が国民の総娯楽の時代、観客数はかつての方がはるかに多かろう。
そう、このリメイク版を観に映画館に脚を運んだ初老の人たちは、きっとオリジナルを観ている。もっともっと国民的話題作だったから。
1963年版
親分の安吉(目細の安)、寅弥(説教寅)、おこん(振袖おこん)栄治(黄不動の栄治)、常次郎(書生常)、最後に主人公の松蔵(天切り松)。
カイケン カベルネソーヴィニヨン 2007
《 KAIKEN CABERNE SAUVIGNON 2007 》
もも・くり3年、かき8年、ゆずのおおばか18年。
子供のころに覚えた俗言である。
一緒に植えたゆずは何年も前からとうに豊かに実っているのに、実無しで超然としてきた柿が、今年いきなり多くの実をつけた。13年かかった。
なかなか立派な容姿だが、甘さはいまいち。といってもスーパーのそれと変らない程度の味である。
この写真は、色づいている部類である。他の枝のは、もっとうす青い。
ヒヨドリが、集団で来ては、啄ばみ始めているではないか。
で、初物を食わせてなるものかと、急ぎ捥いだという次第。