処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

福岡行 #3

2016-08-31 08:42:05 | 出張

夏前の福岡日帰り出張。羽田発9時45分、福岡着11時40分。

羽田空港までは東急の直行バス、70分。保安検査場後の待ち時間は約1時間。

 

   

  

地上は降ったり止んだりの天気、航路では厚い雲を抜けるのに、いつもより揺れて、本読みの気が散る。

      

福岡も雨模様。

帰路、福岡発15時15分、羽田着16時56分。

  

  

  

機中で文庫一冊読み終わり、シートのイヤホンでジャズを聞く。いつも思うのだが、ここのMCは、余計な喋りが無く、落ち着いて聴ける。特によかったのが下記2曲。探して載せてみた。

アル・ディ・メ・オラ 「リベル・タンゴ」

   https://www.youtube.com/watch?v=CHJS3IJUR5E

 

ドクター・ジョン 「メモリーズ・オブ・ユー」

  https://www.youtube.com/watch?v=a73t9FDOk_c

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旅の窓

2016-08-26 21:58:05 | 

著   者  沢木耕太郎

出版社   幻冬舎文庫

     

生きる指標と言うと大袈裟になるが、各方面や分野に一人、自分と同世代を心に留めている。彼らの本や記事。映画やTV番組・講演はたまたステージなどに注意している。彼(彼女)は、何をしているのか。どう見ているのか。そういう考えもあるのかと。

著者はその一人。『テロルの決算』(1978年)からのフォロアーである。今、朝日新聞に連載中の「春に散る」も楽しんでいる。

いい本ですね。ゆったりと時が流れている。ダーク・トーンが特徴の写真と添えられた文のマッチングが素晴らしい。世界を歩き、興のままに撮り、請われて本にする。その境涯が何より羨ましい。

私にも撮った写真は山ほどある。習っているパソコンを駆使して、マイ・ブックを作って見ようか。

 

 

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コンビニ人間

2016-08-22 22:25:33 | 

著者  村田沙耶香

出版社 文藝春秋

受賞会見のニュース報道で著者の挨拶に接して、読む気になった。

癒し系のキャラクターという点では、著者は物語の主人公と同類の印象を受けるが、彼女が生きる世界の表現には、ゾッとする。日本社会の今を鮮やかに切り取っている。

羽白さんの造形がユニークだし、恵子とのやりとりや生活の異次元ぶりが頓珍漢で面白い。コンビニ仲間や店長の生態も、普段窺い知れない世界だけに精彩を放っている。

次作は如何なる作品になるのか。コンビニでない世界をどう描かれるか、大いなる関心である。

(台風9号上陸で早退の自宅で)

 

 

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ゴイマイヨール カンティーナ・トレゼンタ 2013 

2016-08-20 12:15:09 | ワイン

   《 GOIMAJOR CANTINA REXENTA 2013 》

 

生産国 イタリア

生産地  サルディニア

生産者 カンティーナ・トレゼンタ

タイプ  赤 フル・ボトル 

サイズ 750ml

葡萄種  カンノーナウ

      

   

 

カンノーナウは、サルディニアの土着品種で絶滅したと思われていたが、カンテーナ・トレゼンタが蘇生に成功させたという。

口当たりが柔らかで飲みやすい。明るいルビーの色は、イタリアのイメージにぴったり。赤い果実の味わい。

この日は、柿の種わさび味、シーザース・サラダ、チーズ、たん焼で。

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「若竹」リサイタル

2016-08-17 08:28:06 | 舞台・演劇

日本芸能協会が主催する第8回「若竹」リサイタルを観賞した。

 

舞踊集団「若竹」の誕生は1970年。平和と文化の推進を目的に、これまで国内外で2500回の公演、ベルギーやフランス、台湾などでも高い評価を得ている。

この日の会場は、きゅりあん(品川区大井町)。昼夜二回公演は、熟年男女で満杯。

舞台は、日本舞踊、いわゆる郷土芸能としての民謡が中心。唄は、ゲストの4歌手。勿論、伴奏には三味線・尺八・鳴り物・お囃し。

 

第一部は、北前船の北上・周回を辿って、各地の民謡の伝播や歴史を唄と踊りで紹介、二部では、日本の伝統舞踊の未来志向、世界志向を表した大胆な構成。じょんがらの新しい展開と骨太の音曲は、大いに期待を抱かせた。

 

 

世界で高齢者のトップランナーのわが国では、この種の舞台、コンサート、ライブは殆どが若者仕様。つまり、開演時間が遅い。

終了時間まで堪能できる環境に済む観客は限られる。

この公演のように、ゆったり気分で浸れる舞台を増やすべく、行政も関係団体も大いに努力すべきだろう。はねた後、みんなで食事ができるゆとり、時間もカネも。それが文化でしょう。

 

 

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広島行 #2

2016-08-13 21:02:04 | 出張

一ケ月前だが、参議院選挙の投開票の日、広島に行くことになった。

主目的は、翌月曜の朝9時半にある。空路を使っても、陸路をとっても、結局は我が家からの時間は変わらない。

乗り換えない分、陸路の方がラク。で、《のぞみ》とした。3時間40分、腰痛持ちには難渋の旅。

       

投票を午前に済ませる。「オフなのに・・・」ブツブツと着替え、車中に人に。

開票速報見たさに、夜の食事は部屋の中、広島駅キオスクで買った鯖寿司。

 

    

20時、開票速報の番組開始と同時に当確報道。面白くない。味気ない。かつての中選挙区の時代の熱気が懐かしい。

各党の獲得議席は、自民56、民進32、公明14、共産6、おおさか維新の会7、社民1、生活の党1。 

翌日は午過ぎに仕事を終えて、《のぞみ》に。乗り換え駅で家人と合流し、餃子で地ビールでご苦労さん会。

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山越

2016-08-11 10:39:32 | 舌鼓

讃岐うどんの本場で、他を圧倒して千客万来の『山越』 。

        

単に製麺だけの家業だったが、「こんなに旨いのなら自分のところで店をやったらどうか」と知人に奨められたのが、人気の店の始まりという。

4年前に初めてで、今回が2度目。

             

11時半なら大丈夫の読みが外れ、ウィーク・デイにも拘わらず長蛇の列。カンカン照りの中30分を並ぶ。 

 

    

食したのは、一番人気の「釜上げ玉子うどん」。プラス牛蒡のテンプラ1ケ。

押し寄せるお客でご近所に迷惑をかけないようにと、地続きの田んぼを駐車場にし、マイクロバスの団体客も頻繁とか。

近くにお出での御仁は、是非ご賞味あれ。

  

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