処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

FOX & HOUND

2007-04-30 23:25:45 | パイプ
1984年4月に初めてのヨーローパ行。ウィーンの国際会議場で馥郁たる香りに包まれた。香源は議長のパイプタバコと知る。同行の国連関係者のパイプ愛好家に手ほどきを受けた。爾来、20年余にわたりプカプカやってきた。パイプを換え、キャベンディシュ(葉)を換え、様々に楽しめる。今日買ったのは「FOX & HOUND」(USA産)
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BLACK BOOK

2007-04-29 00:13:18 | 映画
さすがポール・バーホーヘン監督。最後までハラハラドキドキの連続。緊張感を絶やさない手腕は見事と言うほかない。強靭な女性は、なんと眩しいことか。生きる意志の強さは、美しさとなって外に出る。オランダ映画は10年前の『キャラクター』以来。彼の地にはいい役者が多い。人間の愚かさと裏切りと辛さを描いた重量感あふれた戦争サスペンス。95点。
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最後のジャズ入門

2007-04-26 22:12:14 | ジャズ
中山康樹著 幻冬舎新書
ジャズを知りたいという友人に、独断と偏見で曲を選び、数行のコメントを添えて週一の割合で、楽曲を送っている。その立場から、果たしてどんなことを書いているのか興味を持ち、読んでみた。結論は、凡百の類書と同じという印象。観念的な能書きが延々と続く。「ジャズは知的でおしゃれ」と言う。違うだろう。カッコのつけ過ぎだ。参考になるのは、具体的なアルバム名を掲げて、著者自身の印象を綴っている最後の第五章だけ。ちなみに書名は正確には『 挫折し続ける初心者のための最後のジャズ入門 』
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全聚徳

2007-04-25 23:48:34 | 舌鼓
中国全土に支店を持つ北京ダッグの老舗の日本進出1号店。2号店は1年前に銀座に。中国内とは趣を変えて、一転高級志向。これまでの皮しか食べない日本の北京ダッグと異なり、本場と同じように肉も食べる。それが人気を呼んでいる。「鴨三吃」が三通りの味が楽しめ値段も手頃。
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神童

2007-04-24 22:47:22 | 映画
映評を読んで、観てみるかと思っていた。『 オール・ザ・キングス・メン 』を観にいったが、生憎時間替えで、その場でもっとも近い時間に上映が始まる映画がこれだった。瑞々しい青春もの。激しいけど脆く、熱いけどクール、饒舌だけど寡黙。あの時代の自身の行き先のない怒りともどかしさが蘇ってきた。シーンに合った音楽が選ばれていて心地よい。柄本明が秀逸。80点。
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花の王

2007-04-22 22:31:41 | 四季
この2日間でいきなり牡丹が満開になった。おりからの強風で、早々に散りはしないかと気がもめること。原産は中国。1929年までは「国の花」であった。現代の中国政府は、蓮・梅・菊・蘭とともに国花制定の候補だという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A1%E4%B8%B9
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ドリームガールズ

2007-04-22 22:07:57 | 映画
ジェニファー・ハドソンがなんぼのものか、彼女の歌を自身で聴きたくて、ロードショーが終わらないうちにと武蔵野館に足を運ぶ。客の9割は女性。それも二人連れ三人連れとグループが多い中、男一人は相当勇気がいる。映画的な興趣に特段のことはない。が歌好きにはたまらないだろう。モータウンサウンドがひっきりなし。しかもフルコーラスで。歌唱力もさることながら、ジェニファーのふてぶてしい演技は、とても新人とは思えない。この先どんな歩みをするのか気になる。こうなると助演女優賞を争った菊池凛子の『バベル』も観なくては。85点。
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ツバメが来た!

2007-04-18 21:03:29 | 四季
朝、駅前の商店街までくると、頭上が妙に騒がしい。見上げると数羽のツバメ。ピチュピチュ、グチュグチュ、グルルグルルとそれは賑やか。今年の初見参。嬉しくて気分は一気に初夏になる。これから暫くの間、彼らの飛び交い、巣作り、餌やり、子育てが見られると思うと心和む。河辺も原っぱも里山もドンドンなくなるというのに、毎年姿を見せてくれる。ありがたい。自然を大切にしなくちゃと切に思う。
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東京ミッドタウン

2007-04-15 23:43:21 | 身辺雑記
珍しもん好きのおのぼりさんで、出来立ての東京ミッドタウンに行ってきた。日曜だがラッシュアワー並みの混雑ではなかったのが意外。あっちこっち覗いて、買ったのは岡崎産の八丁味噌とサイダーと酒の3点セット。しめて2100円。

その前に寄った国立新美術館。ポンピドゥー・センターまではいかなくとも、かなりの先進的なデザイン。目当ての『異邦人たちのパリ』展。よかった。20世紀のパリで創作活動した外国人芸術家の約200点の展覧会。マン・レイ、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、パブロ・ピカソ。堪能した。

レオナール・フジタ「カフェにて」
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華麗なる恋の舞台で

2007-04-11 21:55:43 | 映画
原題『BEING JULIA』
1938年のロンドン。人気の舞台女優の名声と倦怠と恋と蘇生の物語。ノスタルジックな時代の背景とベテラン俳優の配置によって上質に仕上がっている。アネット・ベニングは今年49歳(失礼)。歳を重ねるごとに充実と実力を増す女優は得がたい。夫役のジェレミー・アイアンズもいい役どころ。彼が出てくると画面が一気に戯曲風になるのは私だけの印象か。付き人役のジュリエット・スティーブンソンが素晴らしい。95点。
http://www.alcine-terran.com/kareinaru/
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