友人より、” 純米大吟醸 磨き二割三分 ”を頂戴した。
名にし負う名酒である。昨今の酒好きは皆、目の色を変えて、もとい喉を鳴らして飲みたがる。
古い酒蔵が多いこの業界では、どちらかというと新進気鋭の部類に入るだろうか。
このネーミングは、カワウソが獲物を岸に並べた賑わいの如く、飲みつつ詩・俳句・散文に遊ぶ図を意図したようだ。粋ですね。
この図は、川端龍子が描く『獺祭』である。(旭酒造HPから)
酒とともに木箱に入っていた説明書きには ”二割三分"について大綱次のようにあった。
当初25%の精米で進めていたが、途中で灘の酒蔵が24%を市販していることを知り、6昼夜の精米日数にさらに1日をかけて実現させた。2000年元旦の正月絞りである。そこにさる海外の国から注文が寄せられたのだが、休日のため通関業務はアウト。結局社員が自ら手持ちで、そのさる国の元首級に持参したという物語である。
木箱を開け、有り難く戴いた晩は、梅雨の晴れ間の満月。しかも明日は休み。
それはそれは美味しく戴きました。
家人と二人、見え隠れする月を愛でながら。感謝。
10月初旬、宍道湖を中心に旅し、一夜湖畔のホテル一畑に宿をとった。
夕食はホテル内のレストラン「カメーリア」。
生ビールの次に選んだのはお酒三種。利き酒スタイルで、味のバラエティを楽しむというよくある趣向のメニュー。
”不昧”とは、松江藩七代藩主「松平治郷」の号。これは、藩主が「伊佐幸琢」に師事して茶道の奥義を極め、無門関の「不落不昧」の語から取って号したというもの。
松平家の土蔵を仕込み蔵として譲り受けた国暉酒造の出雲杜氏がじっくりと低温で醸し上げている、説明書にある。
三種のうちでは、もっともまったり感があった。帰京して早速買い求める。この日の食卓は、 おでん、豚の角煮、野菜煮っ転がし、秋刀魚。
原材料・成分
アルコール度 : 15.5度 日本酒度 : +4.0 原料米 : 山田錦
国暉 | |
容器の種類 | 720ml 瓶 |
原産国名 | 日本 |
原材料・成分 | アルコール度 : 15.5度 日本酒度 : +4.0 原料米 : 山田錦 |
内容量 | 1 |
メーカー名 | 國暉酒造有限会社 |
産地 | 中国 |
県名 | 島根県 |
味わい | 辛口 |
家人が産直物産展で、《 ノーベル賞のパーティで出された日本のお酒 》 のキャッチに惹かれてれて買い求めた。
《 日本経済新聞 お薦めの梅酒ランキング第一位 》というのも効いたようです。
「北陸の梅酒?」 「上手いの?」 ご当地の皆さまには誠に失礼ながらそう疑いつつ口にしたのだが、とてもコクがあってしっかりしてました。美味しい。
説明書によると、朝取りの梅の実だけを使い、上質な醸造用アルコールと砂糖、白山の伏流水で作った『こだわりの梅酒』味わいの加賀梅酒。
平成28年の仕事始めに、営業の関係筋に挨拶に回る。二泊三日で7都市16ケ所。訪問先で様々なご挨拶を戴く。これはその一つ。
白折(しらおれ)は、日本茶の一種で玉露や煎茶の製造過程で取り除かれた茎の部分を集めたもので、茎独特の味がある。茎茶の一種。
京都(関西)では、玉露の白折のことを雁ヶ音(かりがね)と呼び、高級茶として有名。
抹茶入り白折『麗澤』は広島の《お茶の松屋》の商品。甘い。香・味が新鮮。
平成28年のお正月。お酒は『美丈夫 特別純米』にする。
酒屋で、まだ呑んだことがないということで選んでみた。
蔵元は高知県の浜川商店。創業明治36年というから、気の遠くなるような老舗が多い酒業界ではそう古くはない部類だろうか。
案内には、「燗はぬる燗までがお勧め」とあったが、呑んだのは冷や酒。クセがなくしつこい香りもなく呑み易い。松山三井というお米を、60%まで削って醸されている。
町内の「江戸鮨」から二人前を取る。お陰で、一晩正月気分を味わえた。
ちょっとタイミングを外したエントリーで恐縮だが、この夏の酷暑でへろへろ状態の時に、蔵元からクール宅急便で直送戴いた。見るからに涼やか。
”しぼりたて生原酒”は、本来蔵出し工場でしか飲めないもの。こくがあるのに軽やかでのど越しも爽やか。ありやなしやの香りは予想外。
いずれも 通常の商品情報にはない季節限定商品。
体調の具合もあり、酒を遠ざけている最近だが、それもモノによるか。今更当たり前だが。毎夜、美酒少量と行きました。
長野県の銘酒 『真澄』の純米大吟醸。
昨年末の戴きもの。
いつもより長い年末年始の休暇。大晦日に半分、新年に半分を夫婦で呑む。
一寸とろみを感じるが爽やかで呑み易い。料理はやはりおせちが合う。
マンハッタンの日本酒バーで人気が高いとか。
酒質/純米大吟醸 日本酒度/+2
アミノ酸度/1.1 酵母/協会9号系
酒母/速醸 酸度/1.5
原料米/山田錦
アルコール度/16.0~16.9° 容量/720ml
原産県/長野県 会社名/宮坂醸造(株)
価格:2,730円(税込)
【日本酒、長野、真澄】
蔵元でしか味わえない搾りたての原酒・生酒に浴する機会があった。
火入れ(加熱殺菌)する前のお酒を原酒といい、アルコールの度数調整が行われていない。
煉瓦館で売られている原酒は4種類。
画像左は《しぼりたて原酒》 -1.4 度数 20.1
搾りたての原酒で蔵内でしか味わえない。日々その内容が変わる。『上撰日本盛』の原酒という。
画像右は《吟醸原酒》 +6.6 度数 19.1
精米歩合60%以下の白米、米麹および水と白米の10%以下の量の醸造アルコールを原酒とし、低温で発酵させ製造した清酒で、香味・色沢が優良なもの。フルーティーでなめらかな味わいが特徴。
この焼酎知ってます?
熊本県山都町の山都酒造謹製のこの世でたった一本の焼酎です。
この酒造元、創業は文政四年というから180年以上もやってます。
7月1日、人生の変わり目で賜りました。
でも、とてもとても呑むことなど出来ません。
飾って家宝にするしかない、と思いました。
そしたら、ある人から、「あける時、是非呼んで」とメール。
で、決めました。今から一緒に呑む人、募集します。
ちなみに、同時に大先輩は ”良雄”ブランドを頂戴していました。