ルーベンス「少女の顔」
春風に誘われて、ルーヴル美術館展に出掛ける。
ルーヴル美術館の7つの部門を横断してセレクトした、子どもを対象とした作品の約200点が展示。時代は、前20世紀から後19世紀にわたり、種類は、彫刻・絵画を中心に玩具からタペスリーまで広範。
日本人は、ルーヴル美術館好き。”ルーヴル”と付けばドッと繰り出す。開催まだ3日目、しかも土曜日ということで、やはり多い人出。めげずに1時間半観通す。
ベラスケス「フランス王妃マリーテレーズの幼き日の肖像」
「少年の肖像」2世紀末~3世紀初め。 「子どものサテュロス」ローマ帝政期2世紀前半
’子ども’のテーマは、未来、愛情、家族、教育、社会と展開が大きく広がり、いずれも、歴史不変の人類共通の関心であり、その意味では、なかなか考えられてた企画ではある。
が、印象としては、やはり、ルーヴルだけあって、絵画(デッサン・素描も含む)の作品群が重きをなしている。
この時期、ルーヴル展が並立して開催中なのである。実は、あのフェルメールを観たかったのだが、何か変。途中で、違うルーヴル展と気がつく有様。あちらは、讀賣新聞、日本テレビ主催。国立西洋美術館。先に観てたら、こちらは観ないで済ましたかも知れない。両方観る事になる。よかった。ちなみにこちらは朝日新聞の主催。
国立新美術館
3月25日~6月1日