のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

手玉に取られる

2010年09月21日 12時33分33秒 | 日常生活
教会研修2日目のプログラムは午前で終わり、午後から青年主催のバーベキューを実施しました。
研修終了後、すぐに買い出しへ走る青年会メンバー。
しかしながら、最長老の私は体力の消耗が著しいため教会に残り、
お握りを作りつつ、おとなしくみんなを待ちます。
お握り作り終えたら、お昼寝しようかなーなどと目論んでいると、
ちびっこくんがやって来て、私に手を差し出しました。
握られていたのは一枚の手作りチケット。
クレヨンで「にゅうじょうけん」と書かれています。

「この券があれば、あっちにも入れるけん、遊んでやるよ。」


え?
気持ちは嬉しいけど、遊んでいらないよ?
アタシ、少しだけ休みたいの。
しばらくそってしといてくれていいよ?


「いいけん。この券さえあれば、入れちゃるけん。」

だーかーらー!
入れていらんてば!

「じゃあ。このチケットをあのポストに入れて。それだけでいいけん。」

入れるだけね?
それだけよ?
はい。
と段ボールで作られたポストににゅうじょうけんを入れると、
ちびっこくんが内側からチケットを受け取り、元気よく言いました。

「いらっしゃいませー!
 右側の受付におまわりください!」




・・・はなしがちがーうっ!!
なんとも巧妙な詐欺に合いました。

これからに向けて

2010年09月21日 10時34分19秒 | 日常生活
2日間の教会一泊研修が終わりました。
楽しい楽しい2日間でした。
転入会したばかりで、他の教会員の方とゆっくり接したことがない私にとって、
初めて話す教会いの方も多く、非常に有益な時間となりました。
わいわいと騒ぐと言うよりはじっくりと語り合った2日間。
同じ部屋の方とは、朝食までの時間、出発までの時間など
細切れの時間ではありましたが、それでもゆっくり落ち着いて話せ、
今までまったく話したことがないプライベートなことが聞けました。
もっとも年齢が近くて青年会では何度も話したことがある子とも
露天風呂では開放的な気分になり、今まであえて触れなかった話題について
ようやく正面から向き合い、腹を割って話すことができました。

その一方で少し寂しさも感じた2日間でした。
転入会してまだ間もない私にとって、
今の教会で過ごした時間も
他の教会員の方と共有できている情報も
牧師と話した時間も少ないため、
教会員の方々がお互いを理解し合っている様子や
牧師への絶大な信頼は自分の体験として共感できるものではなく
でも牧師の言葉や教会員への対応、
気持ちの共感の仕方、寄り添い方を見ていると
彼らの信頼はとても理解できて、だからこそ、とても羨ましく感じました。
私もいつかは、牧師や教会と、そして教会員の方々と
こんなふうにより沿い、同じ記憶をいくつも共有できるのかな、とか
でも、今までの私を、そして私の傾向を省みると
誰かと距離を縮めること、それ自体が苦手なんだろうな、とか
それでも、苦手なりに誰かと一緒に過ごして、
同じ記憶を共有できたら、それだけで嬉しいな、とか
色々なことを考えされられました。
そして、まだまだ教会のメンバーのことを
第3者的視点で見てしまう自分に気付かされました。

教会の「これから」も具体的に見えてきて
じゃあ、私はこれからどんなふうに教会と向かい合うの?
どういったスタンスで教会と関わるの?
ということを真剣に考えさせられました。

覚悟を決めなくちゃなー。
・・・できるかなー。