太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

なつかしい日本語

2012-10-23 08:42:42 | 英語とか日本語の話
日本人だけど、ハワイで生まれて育った人や、

日本人の血が少し入っている人が、彼らが知っている日本語を披露してくれることがある。

その日本語には、懐かしい響きのものが多い。



上品な女性が、にこやかに

「I need to go べんじょ」

と大きな声で言ったときには、ドキリとした。

便所って、たしかに正しいけれど、女性の口から聞くとちょっとね。

おてあらい、あるいは、トイレ のほうがいいよと教えたのは言うまでもない。




「やかましい」

という言葉も、今でも使われているけど、響きが懐かしい。



「動物園で しし を見た」

「?」

何度も聞いて、「獅子」のことだと判明。

昔はライオンのことを獅子と言ったのね。



「ばかたれ」

いったいどこで覚えたの?と聞くと、「忘れたけど、子供の頃に覚えた」




彼らが今でも覚えている日本語は、たいてい5,6歳から10歳ぐらいまでに習ったものばかり。

ということは、言語教育はやっぱりそのぐらいの年齢が1番いいということなのかな。

母国語以外の言語で会話が成り立ったときの喜びは、ひとしおで、

だから彼らが覚えている日本語を披露してくれたときには、おおげさに褒めることにしている。

私も含め、きっと誰もが「褒められて伸びる子」だと私は信じている。







にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へにほんブログ村