1月2日。
仕事をしていたら、
「ハッピー バースディ トゥ ユー♪」
同僚達が歌いながら、キャンドルきらめく、でっかい長方形のバースディケーキを捧げ持ってきた。
今日は私の誕生日だ。
店の中にいたお客様たちも、一緒になって歌っている。
歌い終わる前に、早くも涙腺がゆるんできて困った。
(ここにいるみんな、地球にいるみんなが超ハッピーでありますように)
願い事をしてからキャンドルを吹き消した。
40センチX30センチぐらいのケーキは、絵の具のような青やピンクのクリームで飾られていて
スポンジはチョコレート味で、アイスクリームが入っていた。
いかにもアメリカ的な、いかにも体に悪そうな色のケーキも、今日は最高においしい。
こんなサプライズは人生で初めてだ。
正月生まれは損だと、子供の頃は思っていた。
学校がある日に、「今日は私の誕生日なの」といって、みんなに祝福されている子が羨ましかった。
正月2日は学校がない。
それは大人になっても同じで、正月2日は仕事が休みだ。
だから私はいつも家で誕生日を迎えた。
時々、私の誕生日は忘れられることがあった。
大晦日ぐらいまでは家族みんなが覚えているが、年があけて、年始客やなにやらでごたごたと
しているうちに、2日になったときにはすっかり忘れている。
私は、いつ誰が最初に思い出してくれるかとジリジリして待つのだ。
ぶんむくれていると、
「知らない人にまで おめでとう って言われるんだからいいじゃない」
と姉が言う。
「だけどそれはお正月だからで、私の誕生日を祝ってるわけじゃないじゃん!」
その夜は、日本の鍋レストランに行く予定だったが、夫がダウン。
夫を病院に送ってゆくことになった。
晴れて翌日の3日、復活してきた夫と二人で鍋レストランに行った。
人生を折り返してしばらくたち、誕生日の感慨は深くなる。
今年もこうして、家族も自分も笑顔で迎えられたことに感謝せずにいられない。
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「ハッピー バースディ トゥ ユー♪」
同僚達が歌いながら、キャンドルきらめく、でっかい長方形のバースディケーキを捧げ持ってきた。
今日は私の誕生日だ。
店の中にいたお客様たちも、一緒になって歌っている。
歌い終わる前に、早くも涙腺がゆるんできて困った。
(ここにいるみんな、地球にいるみんなが超ハッピーでありますように)
願い事をしてからキャンドルを吹き消した。
40センチX30センチぐらいのケーキは、絵の具のような青やピンクのクリームで飾られていて
スポンジはチョコレート味で、アイスクリームが入っていた。
いかにもアメリカ的な、いかにも体に悪そうな色のケーキも、今日は最高においしい。
こんなサプライズは人生で初めてだ。
正月生まれは損だと、子供の頃は思っていた。
学校がある日に、「今日は私の誕生日なの」といって、みんなに祝福されている子が羨ましかった。
正月2日は学校がない。
それは大人になっても同じで、正月2日は仕事が休みだ。
だから私はいつも家で誕生日を迎えた。
時々、私の誕生日は忘れられることがあった。
大晦日ぐらいまでは家族みんなが覚えているが、年があけて、年始客やなにやらでごたごたと
しているうちに、2日になったときにはすっかり忘れている。
私は、いつ誰が最初に思い出してくれるかとジリジリして待つのだ。
ぶんむくれていると、
「知らない人にまで おめでとう って言われるんだからいいじゃない」
と姉が言う。
「だけどそれはお正月だからで、私の誕生日を祝ってるわけじゃないじゃん!」
その夜は、日本の鍋レストランに行く予定だったが、夫がダウン。
夫を病院に送ってゆくことになった。
晴れて翌日の3日、復活してきた夫と二人で鍋レストランに行った。
人生を折り返してしばらくたち、誕生日の感慨は深くなる。
今年もこうして、家族も自分も笑顔で迎えられたことに感謝せずにいられない。
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