太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

B型女性、陥落

2018-01-27 11:51:59 | 日記
集団食中毒でも、B型女性はピンピンしているといわれておもしろくないという記事を書いた(コチラ

そのB型女性がダウンした。

金曜日の朝、私はとても元気だった。

仕事が始まる前に、職場にテナントで入っている店の人がドーナツをくれた。

ツイストした形の柔らかいドーナツで、最近オープンしたフードトラックで買ったという。

私は1つの半分以下をちぎって食べた。

その30分後ぐらいから、胃がもたれるような感じがしてきて、お昼になっても食欲はなく、

午後になると腰と脚に力が入らなくて、立っているのが辛くなってきた。

その日はレジ担当で、スツールに座らせてもらってなんとかこなしていたが、トイレに立てば下痢気味(お食事中の方、スミマセン)

午後のラッシュが来る2時半までは働いて、3時前に早退した。



帰宅し、熱いシャワーを浴びてすぐに寝た。

どこが痛いというのでもない、吐き気もない、ただ体全体に力が入らない。

夕食も食べず、ひたすら寝る。

腰がだるいので、夫が買ってきたマッサージャーを腰にあてた。


具合が悪いときは何を食べるとかいった、民間の言い伝えは日本とアメリカでは当然違う。

職場で「下痢でさー」と同僚に言ったら、

「グアバジュースが下痢に効くんだよ」と言う。

職場で売っていたので、それを飲んだ。

両親と一緒に夕食を食べた夫が、ベイクドポテトを作って持ってきた。

「なんの味もついてないポテトを食べるといいよ」

食欲はなかったけれど、せっかくなので一口食べた。

もともと丈夫な私は、あまり病気をしたことがないので、日本の民間療法に疎い。

風邪ならおじやを食べるとか、下痢なら正露丸を飲むとか、その程度だ。



あけて土曜日、気分はだいぶよくなっていたが、まだ完全じゃない。

その日は職場で1番忙しいレジの日で、座ってなどいられないので仕事を休んだ。

ここで働き始めて2年、具合が悪くて休んだのは初めてだ。

下痢など、15年ぶりぐらいだろう。

当時、私は最初の結婚時代で、風呂上りに飲んだカルピスが古かった。

夜中からお腹が下り始めたが、前の夫にも言わず、無理して仕事に行った。

昼までもたずに早退し、だるい腰をかがめながらスーパーで夕食の材料を買い

夕食をあらかた作ってから寝た。

前の夫が帰宅して、ふたりで何事もなかったように食事をした。

具合が悪いことを、どうして相手に言えなかったのか。

「矢が降っても仕事に行く」と決めていたのはなぜなのか。

相手も相手で、あるときテーブルに薬の袋があったので聞いたら

先週から膀胱炎なのだという。

7年つきあって、11年結婚していたのに、あれはまったく特殊な関係だったとしかいえない。



そんなことをベッドの中でつらつらと思う。

夫に、具合が悪いことを普通に言えるしあわせ。

B型女性陥落の話である。






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