太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

とりあえず、が魔窟の元

2018-01-11 18:48:29 | 日記
普段、仕事に持ってゆくバッグの中が、いつのまにかゴチャゴチャになる。

必要なものだけがすっきりと収まって、さらに余裕がある状態を心がけているつもりが、

気がつくとバッグはパンパンになっており、欲しいものがすんなり出てこない。

「ああもう!!」

定期的にバッグを逆さまにして中身を出してみることになる。




財布

携帯電話

手帳

ボールペン3本

リーディンググラス

文庫本1冊

電卓

クォーター(25セント玉)だけが入った小さいポーチ
(路上のコインパーキングも、タイヤの空気を入れるにも25セント玉がないと不便)

口紅とリップクリームが入った小さいポーチ

アレルギーの薬と頭痛薬、爪きりと目薬、麺棒が入った小さいポーチ

タオルハンカチ3枚

お手拭ウェットティッシュ 4袋

日焼け止めクリーム

コンパクトな懐中電灯

ガム2個

古いレシート7枚

噛んだガムを包んだ紙

ミント

誰か思い出せない名刺数枚

いつ行くかわからない店のポイントカード

どこかでもらったパンフレット

必要のないメモ数枚

髪の毛をまとめるスティックとバレッタ

ヘアゴム3個

何かに使ったジップロック2袋

プラスティックのフォーク




これだけのものが入っていたら、

一般的な大きさのショルダーバッグがパンパンになるのも無理はない。

大きいバッグにしてみたこともあるが、

大きくなればなったで、その大きさに合うだけの無駄なものが増えるだけ。

セカンドバッグ程度の大きさでは、財布と携帯電話しか入らない。

リュック型の深いバッグは、物を探すのに不便。

ポケットがたくさんあって、見た目がよくて深くないバッグには出会えていない。




あきらかにゴミは別として、本当にこれだけのものが必要なのかと自分に問うてみたこと数え切れず。

ボールペンは1本でいいのではないかと思うだろうが、

いざ必要な時にインクが出なくなるのがボールペンであり、ちょっと使って戻すのを忘れることもある。

タオルハンカチは1枚でいいし、お手拭もなくてもいい。

しかし懐中電灯はあったほうがいいかもしれないし、

仕事をしていて暑くなったときに髪の毛をまとめるのにバレッタも必要。



かくしてゴミやフォークは捨てて、あとはまたバッグに戻ることになり

たいして物は減ってはおらず。

コンパクトなセカンドバッグで通勤している同僚たちのバッグの中は、いったいどうなっているのか。



私の場合、これは普段使いのバッグだけではない。

出かけるときに、他のバッグを出してみると、それが空っぽだったことがない。

映画の半券、なくしたと思っていたヘアピン、どこかの店のカード、チョコやガムの紙くず、

ポケットティッシュ、帰り際にレストランでもらったキャンディ(もちろんベタベタである)

当然期限がきれたクーポン。



あまりのだらしなさに、呆れてものもいえない。



引き出しも、しかり。

こう見えて、私は片付けるのがけして嫌いなわけではない。(ここまで書いて信憑性に欠けるが)

ただ、その状態を長く保つのが苦手なのだ。

最初はあるべきものが、あるべき場所にすっきりとおさまっている。

それがだんだん、余計なものが増え、一時しのぎに入れたものが定着してゆく。

あとで整理しようと思ってとりあえず放り込み、そしてその「あとで」はいつまでも来ない。

このまえの年末、リビングのカップボードを二人で整理したが、じつに3年ぶりであった。



見えるところに物を出しておくのが好きではないので、表面は片付いているように見える。

しかし引き出しやバッグの中は魔窟である。













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