太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

なんで寝ぼけるかなァ

2020-07-02 10:25:18 | 日記
職場が再オープンして10日あまり。
再オープン初日のお客様は6人だったという、お店史上初めての数だった。
コロナウィルス騒ぎ前には1日に800~1000人が来ていた。
今は、平日は30人ぐらい、週末には多い時で100人ほど訪れるようになった。
平日のオープンは11時。週末だけ9時。
1日に3人の従業員と、マネージャーが一人で、3人のうち二人は2時ごろには帰宅させ、
レジスター一人とマネージャーだけで残りをやるという、ミニマムな働き方だ。
みんな、働くのは週に2日ぐらい。
私は週末にはシフトを入れないので、10時半までに行けばよく、なんとものんびりしたものだ。



夫が、よく寝ぼける。
お酒を飲んで寝たときは、とくに。
トイレじゃないところで用を足そうとしたのを見つけたのは、1度や2度ではない。
日本にいたとき、キッチンの、ペダルを踏んで蓋をあけるゴミ箱に用を足そうとしているところを発見したことがあった。
つい数日前は、起きだした夫が、バスルームに行く途中にある私のデスクの引き出しを開けている。

「何やってんの?バスルームはあっちだよ」
私がそう言うと、夫はさも意外といった、でもしっかりとボンヤリ顔で
「Sweetheart? I'm gonna check these(えーだから、これ確認しておかなきゃじゃん)」
と抗議する。
「それはいいからバスルームはこっち」
私は夫の腕を引いて、トイレに連れてゆく。
首をかしげながら夫は無事に用を足す。

不思議なのは、常に未然に防ぐことができることだ。
なぜか、ふとした気配に私が気づく。
これはきっと誰かが私に知らせてくれているのではないか。

先に寝入った夫がふと起きて、半分夢の続きで変なことを言うのも、よくある。
話しかけてくるので、目が覚めているのだと思って会話をする。
私「明日、あのサイトをチェックしてみようよ」
夫「3つを棚に入れて、2つを外に出しておく」
私「????」

昨夜は、急に
「で、昨日、波はどうだった?」
と聞かれた。


そういえば、私が高校生のとき、夜中に試験勉強をしていたら(得意の一夜漬け)
中学生になったばかりの妹が起きだしてきて、セーラー服に着替え始めた。
私が使っていた部屋に作り付けのクロゼットがふたつあり、その一つを妹が使っていたのだ。
「どこ行くの」
「学校」
「まだ開いてないよ。夜中だよ」
妹はなにかぶつぶつ言いながら、自分の部屋に戻った。



私は寝ぼけたことがない。

「なんで寝ぼけるかなァ?」

起きてるのに寝ぼけたようなことをする、と言われる私に言われたくはないだろうが、不思議である。