太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

自分にひと手間

2020-07-05 13:48:20 | 日記
私は朝、コーヒーを飲むときに KEURIG を使っていた。



その前はコーヒーメーカーを使っていたが、こっちのコーヒーメーカーは
びっくりするほどすぐに壊れてしまい、2回目に壊れたときにKEURIGにした。
コーヒー豆を挽いて、手でドリップするのは休日だけで、
せわしない朝、ポンとカートリッジをセットするだけでよくて、
まあまあ美味しいコーヒーが飲めるKEURIGは便利だ。


それが、コロナウィルスで仕事が休みになったら、もう「せわしない朝」ではなくなって、
夫を見送りがてらウォーキングに行き、戻ってきてシャワーを浴びてから
ゆっくりと豆を挽いてコーヒーを飲むという優雅な朝になった。
KEURIGはそれなりに美味しいけど、丁寧に淹れたコーヒーのほうが美味しいに決まっている。
この3か月余り、一度もKEURIGを使うことはなく、埃をかぶったそれをとうとう寄付した。
なければないで、その都度ハンドドリップで淹れればいいだけのこと。

まあまあのお値段のコーヒー豆を買っても
その豆でいったい何杯のコーヒーが飲めるかと思えば安いもの。
KEURIGは毎回、プラスティックのゴミが出るし、
美味しくて経済的で環境にもいいとなれば、なぜもっと早くにこうしなかったか、と思う。



KEURIGが置いてあった、シンクの横のスペースがあいて、なんともすがすがしい。
アンスリウムの鉢植えなどを置いてみたりする。

仕事復帰したとはいえ、始まりは11時なので、朝は余裕がある。
せわしない、などと言ったって、自分のことをするだけなのだから、
元通りの時間に戻ったとしても、10分ぐらい早起きすればいいのだ。

美味しいコーヒーを淹れてあげる。
二番手のなにかではなく、自分が好きな1番を自分にしてあげることで
とっても気持ちが満たされる。


これは些細なひと手間だけど、
ボタン付けなどをしたあとに、針に残った糸の最後に玉止めを作っておくと
次に使うときに、すぐに使えて助かる。
私は「未来の私へのひと手間」と思いながら、玉止めを作る。


・おまけ・



エアプランツが好きで、いくつかあるけれど、
そのひとつからポロンと生まれた赤ちゃんプランツが、かわいいったらない。
小指の爪ぐらいのサイズ。

これが、親

この小ささで、しっかり成長していくのだから、毎日眺めるのが楽しみ。