太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

どこでもマスクの人々の知恵

2020-07-29 09:44:09 | 日記
もうすぐ8月なのに、ハワイは涼しくて快適だ。
直射日光の下にいれば日差しはじりじりと暑いけど、空気はからっと涼しい。


今や、どこかに出かけるといったら、財布とともにマスクが必須。
それでもうっかりすることがあるので、車にひとつ、普段持つバッグにひとつ、
車のカギなどを置いておく棚の上には5つマスクが常備してある。
その数や、リーディンググラスの数に匹敵する。
普通に外を歩くにも、マスク着用するということに表向きはなっているが
ウォーキングの際に持って出たことはない。
ただでさえ息苦しいのに、運動しているときはなおさらで、そのうえ暑苦しい。

ウォーキングのときに会う人がマスクをしていたので、苦しくはないかと尋ねた。
「苦しいよー。だって、これだもの」
と言って、マスクの内側の、本来ならガーゼなんかを入れる場所からクレジットカードを出して見せた。
ウォーキングついでにスーパーマーケットに寄るのだという。
「マイバッグは?」と聞くと、
「これ」着ているタンクトップを指さした。
タンクトップを2枚重ねているので、外側のタンクトップを脱いで品物を入れ、
肩ひもを交差させてバッグのようにするんだそうだ。

なるほどねー。
マスクにクレジットカードを入れたら、そりゃ苦しいし暑いわー・・・・
でも、みんなそれぞれに工夫をして暮らしているのだ。

職場でも、お客様がいないときにはマスクは外している。
胸の谷間にマスクを挟んでいる同僚もいるが、私がやったら即座に床に落ちる。
ちなみに彼女たちの谷間には、携帯電話やたばこも入っている。
マスクを耳にひっかけたまま、上のほうにずらして、カチューシャみたいにしている人もいる。

コロナの前、旅行で来た日本人が黒いマスクをしていることがあって
マスク=白のイメージしかなかった私には違和感があった。
それが今は、トロピカル模様あり、空気孔付きあり、フォーム製あり、ネックウォーマータイプあり。
どんなことも見慣れてしまうものなんだな。