太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ガーリックシュリンプのパスタ

2020-07-19 13:07:36 | 食べ物とか
ハワイではガーリックシュリンプが有名。
だということを、こちらに住むようになってから知った。
カフクという場所に、大きなエビの養殖場があるからだと思う。

ハワイ産のエビではないが、簡単ですごく美味しいので、うちでもよくガーリックシュリンプを作る。
使うのは、冷凍エビ。
下処理をしてあるので、解凍して殻を剥くだけでいい。
冷凍だから、あと1品、というときにいつでも作れるのもいい。


殻つきが好きな人は、殻つきのままで。
私は尻尾だけ残して、剥く。
お好みの量のニンニクを、細かく刻んだのと、
白ワイン(日本酒でもいいかも)をエビにからめて、冷蔵庫に入れておく。
夕食に食べるなら、朝のうちにやっておく。
それを熱したフライパンに全部あけて、中火で加熱するだけ。
強火にすると、ニンニクが焦げやすい。

失敗しようがない。
塩は、キモチ多めのほうが美味しいと思う。

普段はそのまま食べるけれど、今日はパスタにしてみた。



刻んだ玉ねぎとトマト、ケイパーを加えてある。
エビと、エビをマリネしたワインに塩味がついているので、味付けなしでもいける。
私はクリーム系やトマト系のパスタより、断然、こういうさっぱりした味が好き。
オリーブオイルと鷹の爪とニンニクだけのパスタとか、
アサリとオリーブオイルだけのパスタとか。


私が子供の頃は、パスタなんて言葉はなくて、スパゲティだった。
今みたいに、いろんな種類のパスタもなかったし、スパゲティといえばミートソース。
実家では、ポポロミートソースの缶詰をあけて、鍋で温めたのをスパゲティにのせて食べた。
粉チーズがあったりすると、レストランみたいだと思った。
大人になってから、本格的なミートソースのパスタを作ったこともある。
レストランで頼んだこともある。
けれど、私にとって1番美味しいのは、ポポロミートソースである。
それは記憶の味であろう。
缶詰のウィンナーが、武蔵丸のおふくろの味であるように。(おふくろの味の話はコチラ)

今、思い出したんだけれど、
前の結婚時代によく作っていた、タラコのパスタが食べたくなった。
うろ覚えだが、生のタラコにニンニクのすり下ろしたのを加えて、オリーブオイルでのばしたのを、パスタにからめたのではなかったかな。
当時、通っていたイタリアンレストランにあったメニューだ。
夫は日本食が好きだけど、魚卵系は苦手。
今度タラコが手に入ったら、ひとりぶんを作ってみよう。