安倍自公政権が自己の政治活動に子どもたちを利用する事が彼らの常套手法である事は十分うなづける事である。なぜなら、政権は神聖天皇主権大日本帝国政府による国民支配の常套手法を真摯に継承し、回帰する事を目論んでいるからである。大日本帝国政府は、子どもたち(学校教育など)を洗脳する事を通して、その親や大人たちを抱き込んでいく手法を執ったからである。そして安倍自公政権が最近その手法を、あちこちで頻繁に執っているので非常に不快感を感じているのであるが、それだけではなく、このまま看過する事は主権者国民の将来の生活の安心安全の保障に、極めて強い危機的状況を生じさせるので声をあげておきたい。
上記の、子どもたちを利用する最近の例としては、
①東日本大震災8年に際して、2019年3月9日、安倍首相が被災地の岩手県釜石市や大船渡市、陸前高田市を訪れて、道路や鉄道、商店街などの復興状況を視察したが、その際、沿道に子どもたちが出迎えたが、その子供たちは日の丸の旗を振って歓迎していたのである。このような演出を誰が考えたのであろうか。私は非常に不愉快になったが皆さんはどう思いましたか。何にも感じないのは話しになりませんが。
②2019年3月12日の新聞記事は、「東京五輪33競技の絵文字を発表した」という。その発表の写真を見ると、たくさんの子どもたちがその絵文字を持って並んでいた。この子供たちはどのような経緯を経てその場に出てきたのだろうか。これも誰かが演出したのであろう。この経緯には、学校教育に携わる教育委員会や学校長や教員も少なからず関わっていると考えてよいだろう。日本の今日の学校教育の内容や学校教員の教育意識姿勢にも、人権尊重意識の面で、非常に救いようのない状況が蔓延していると考えてよいだろう。
あまりにも、子どもたちの人権を軽視した演出ではないだろうか。親、保護者、教員は子どもたちの人権を守る責任を自覚しているのだろうか。
(2019年3月13日投稿)