ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

八王子の「車家」

2006年04月07日 11時13分04秒 | 食に関して
 昨日、夫が休みだったので、助手席に乗せていろいろな用事を一緒に手伝ってもらいました。まず、この地域で一番安かったガソリンスタンドがセルフになったのでその初体験を一緒に。そして画集や絵を送るのでヤマト運輸の営業所へ(梱包もやってもらいました)。そして日野のパワーラークスで栗の焼酎などを買い、夫はもつ煮鍋の牛もつを手に入れました。その後、展覧会に使った絵を10枚、額に入った状態で、京王クローゼット堀之内に預けました。朝、梱包に夫が時間をかけたので、クローゼット到着がすでに午後1時を回っていました。昼はどうしようかと考え、久し振りに蕎麦の「車家」に行こうと提案し、車が入れたらそこで食べ、混んでいたら、家に帰ってサービス期間最終日のマックを食べる(私はここ10年以上、マックを敢えて食べていません!)ことに(絶対にいやだーーー)。
 クローゼットには、賃貸団地に住んでいたときの本とLP、そして父の絵の画集とその郵送用パッケージ、そんなものでいっぱいになってしまっていました。LPを少しとなぜか、キャスターつきの棚(LPの箱を入れていました)を持って帰り、絵は奥に収納し、何とか2時前に「車家」に。駐車場は、それでも2台空いている程度の盛況ぶりです。冷や冷やしながら、夫に見てもらって駐車完了!そして、本当に久し振り(2年以上かな?)の老舗の蕎麦店に足を踏み入れたのです。昔はほとんどが座敷タイプだったのが、今は逆転してフローリングに椅子席が増えていました。私たちは奥の座敷に行き、夫も一緒にノンアルコールビールを付き合ってくれて、蕎麦がきと野菜のあんかけ、ふきのとうと菜の花の天ぷら、そして私はせいろ、夫は出羽の細切りを食べました。本当に、ここの蕎麦はおいしいです。ひさしぶりにきて、また感動を新たにしました。
 帰りは、高尾のダイエーにまわったのですが、なんと、臨時休業していました。夫はがっかり(休日のスーパーめぐりが趣味)。
 「車家」については、こちらのサイトに詳しく出ています。ぜひ、この名店にいらしてください。素敵ですよ。
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いい人が少ない?

2006年04月07日 09時39分56秒 | 日常
 昨日は、夫がワル酔いして、またまた反社会的な暴言を吐いて、猫も私も辟易していました。今回の原因は、どうも、わたしがさかんに、修理に出したターンテーブルを使ってLPを聞かせろといっていたのを実行して、うまくいかなかったためのようでした。どうも、配線を間違えたらしく、音が出ない・・・。元に戻してCDを聴こうとしたらステレオにならないとのこと。そりゃ毎日CD聴くのが楽しみの彼にとって、腕をもがれたようなもの。お互い、メカに弱い夫婦です。この先、思いやられるなー。
 それで、諸悪の根源はテレビだと来るので、昨夜は何も見ずに、夫の不機嫌と対峙してのまずいお食事だったのでした。
 でも、思えば、本当に最近は「いい人」が少なくなりました。いい人とは、恋人とか愛人ではなくて、「本当に」心根のいい人という意味です。昔は少なくとも、みんなが「いい人」になろうとしていました。今は、そんな風潮はゼロじゃないかしら。自分さえよければとか、人を騙しても自分がいい思いをしたいひとばかり。それがすべての階級(があるとしたらですが)に蔓延しています。だから、世の中、よくなりっこないですよ。悲しいですね。想像力の使い方を間違えています。相手の立場にたってものを考えない。相手の心を思いやれない。自分は特別だと思っている。思い込みが激しい。
 これらは、たしかにテレビの悪影響ともいえます。でも、もっとわたしが嫌なのは、ゲームとか携帯電話。自己中心的そのものじゃないですか。だから、やらない、持たない・。でも、わたしも、いい人じゃないかも。
 昨日、朝のウォーキングに、友人からもらったコットンのマフラーをして出かけ、途中で郵便物を投函するのでコースをちょっと変え、その後、ももの里広場と西公園、そして万葉公園に。その万葉公園で、マフラーがないことに気づき、帰りは公園を引き返して同じ道を途中まで帰りました。見つからなければ翌日、残った道を探すことにしたのです。あのコットンのマフラーは、大学時代からの友人で今も文通しているのですが、あるとき、ウォーキングにタオルを首に巻いていると書いたのを、もっとおしゃれにと彼女が色違いを数種類、プレゼントしてくれたのでした。わたしはそれを四重奏仲間に分けて、自分では一番のお気に入りのピンク色を選び、愛用していました。かなりの愛着があったのです。そして、今朝、まず家を出てすぐ通った、ポスト前の道を気をつけながら歩きました。なんと、T字路、信号の手前に、ピンク色がひらひらしているではないですか!親切な方が、ガードレールにかけておいてくれたようです。信号は青でしたが、わたしは走ってその色めがけて進み、信号待ちの乗用車の手前でそのマフラーを喜々として取り上げ、点滅を始めた青信号を渡ったのです(ヘンな奴と思ったでしょうね)。うーーん、昨日は歩き始めてすぐのところで落としてずーっと気がつかなかったなんて、わたしも耄碌したものです。でも、よかったーーー。なかったら、ネットで見つけて何が何でも手に入れようと思っていました。八王子には、まだまだ、「いい人」がいたんですね。うれしいです。
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