ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

あれから1年

2006年04月25日 17時25分20秒 | 社会

 あのJRの列車事故から今日で1年です。死者100名以上出した、大惨事でした。
 その後、安全対策は充分に行われてきたのでしょうか?昨日だって、JR東日本の山手線のレールの異常、カーブだったら、危うく脱線事故になるところだったとか。
 政府は、民営化というけれど、国営が民営になったことで、利益重視で、一番大事な安全をないがしろにしているのではないかと思います。私たちは、当然のように、安全だと思って電車に乗っているのに・・・。
 明日は、チェルノブイリの原発事故から10年目の日です。10年経って、甲状腺がんや体調がおかしくなる人はまだまだ増えて、さらに被爆者の出産などで、これからも被害が続くことが考えられます。でも、当時のこの大事故、旧ソ連は最初詳細を発表せず、何も知らない人たちが徴兵により、「リクビダートル(事故処理者)」として現場で働かされました。旧ソ連崩壊で、それぞれの国家での補償も十分ではなく、本当に気の毒です。
 原発も列車の過密ダイヤも、便利さを追求しての無理からきたのですよね。便利ということで、どれだけのことをこの地球にしてきたか、もういい加減にしてくれといいたいです。便利だからいいってこと、そんなにありますか?かえって失うもののほうが多いのではないでしょうか。
 おそろしいのは、便利で安全だからと、既に開発も進んでいますが、ロボットを戦争で使うことです。ロボットに殺されるというのは、想像しただけでもぞっとします。そういう現実が、実際に起こりうるのです。人間とはなんと傲慢になったことでしょうか。

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