昨日、夫が作った牛テイルシチューを食べる時に、家にある赤ワインを開けました。それは、2回行ったことがあるトスカーナのワイナリー、ディエヴォレのキャンティ・クラシコで、現地からスーツケースに入れて持ち帰ったのはリゼルヴァ。当たり年の97年と98年、2本あります。でも、ワインセラーがあるわけじゃないので、ちょっと心配していました。同じ頃、銀座の信濃屋で見つけたディエヴォレの赤ワイン、こちらもキャンティ・クラシコで同じ98年。3千円くらいで買ったと思います。同じ季節をこの家で過ごしたのですから、銀座で買ったものをためしてみたら、他の2本も様子がわかるかと、夫に相談して、思い切って、開けてみました(我が家は貧乏性だから、結局、高いワインを買っても飲まないまま、悪くしてしまうことが多いのです、意気地なしですよね)。
すると、これがなんとも素晴らしくおいしいのです。夫は、トスカーナの赤ワイン、サンジョヴェーゼは嫌いだと言っていましたが、その先入観を覆すおいしさ!私はもちろん、大好きなトスカーナの赤ですから、もう最高の気分でした。結局、二人でボトルを空けてしまいましたが、今朝はちょっと寝坊はしたものの、二日酔いはなく、気分爽快。いいワインは悪酔いしないって、本当だったのですね!?
銀座の信濃屋にまだあるかどうかはわからないので、ネットで探してみましたら、みつけましたよ!大阪の店にありました。それも、在庫3本だけ!買っちゃいました。このおいしさは、本当、ただものではありません。だ・か・ら、イタリアが大好きなんです!イタリアワインの魅力、そりゃもう、おいしいからです。全く人工的じゃない味。最近、フランスワインやオーストリアワイン、カリフォルニアのも、ちょっと人工的な味だと思うことが多くなりました。大手輸入元は、宣伝がうまいんですもの。飲んでがっかりも、数知れず・・・。でも、イタリアはいいんですよ。それに、実際に行ったことのあるワイナリーのワイン、そうそう飲めるものではありませんもの。あの広いトスカーナのブドウ畑で作ったワイン、懐かしいですね。トスカーナは憧れの地。いつか、ディエヴォレのアグリツーリズモに参加してみたいものです。毎日あのワインが飲めるなんて、天国・・・。ああ、またイタリア好きに火がついてしまいそう。