テレビの大御所、相次ぎ・・・

　永六輔さんが亡くなって、今度は大橋巨泉さんです。

　大きな星が相次いで消えてしまったことに、なんともいえない思いを感じています。

　私は昭和３２年生まれの次女です。４人家族で、母は専業主婦でした。といっても、実家の八百屋が隣で、母はよく手伝っていました。私も、母の実家の風呂焚きを手伝って５０円をもらっていました。当時は段ボールではなく、木の箱に食材が入っていたので、それを斧やくぎ抜きで分解して、風呂焚きの薪を作っていました。けっこうな重労働だったと思います。

　私は大学まで、家族と一緒に住んでいました。姉は、大学の寮から下宿と、先に家を出ていました。

　学生時代、大学の授業とは別に、六本木の放送作家教室に通っていました。テレビの仕事に興味があり、できれば放送作家になりたいと思っていました。そんな中、永六輔さんのＮＨＫのテレビファソラシドというバラエティの収録の観客動員で、教室から何人か参加したのです。当時、新人アナウンサーだった頼近美津子さんが、ものすごく美しくて、びっくりしました。

　永さんに続いて、大橋巨泉さんの訃報に、テレビの一時代の大御所が、相次いで亡くなったことに、呆然としています。

　テレビと民衆、それは、政権とは真逆に対峙している存在なのですよ。どうかどうか、政権に迎合することなく、丸め込まれることなく、自主性と自由を最後まで守ってもらいたいと思っています。

　テレビという存在の原点を、今、携わっている人たちは、この巨星を失って今一度、考えてほしいと思います。

　

ファーストフードやコンビニが日本を壊した？

　便利という名のもとに、席巻した上記のものたちが、結局は日本の古来のいいものをすべて壊してしまったような気がします。

　おかしいですよ。夜中もお店が開いていることが、そんなにいいことですか？夜も働くということが、どれだけ、人間の体に悪影響を及ぼすか、わかっていますか？

　自然に朝起きて夜寝るという生活をしなくては、人は健康を害するものです。

　コンビニはフランチャイズだから、当然経営者は相当厳しい長時間労働をせざるを得ない。ファーストフードも同じように、スタッフのブラック化が問題になっています。なぜ、そうする必要があるのか？？

　人間的に暮らすことを優先すれば、長時間労働もブラック化も抑えられると思います。便利だというそれだけで、それだけ、私たちが奴隷のような待遇を受けてきてか、よく考えなくてはなりません。

　ワークシェアリングや、朱三五の職場復帰、それも、長時間労働を非常識として残業が当たり前の世の中を改善できれば、もっと職場環境や社会が変わるはずです。

　人は、動物の一種です。夜中に働くことは、おかしい。生活のリズムを壊さずに、家庭を大事にして、皆が自分の望む働き方をして、世の中が回って行けばいいんですよ。

　２４時間営業なんて、絶対におかしいし、もっと人間らしい生活を取り戻しましょう。不夜城が人間にとっていいことはないと思います。夜、電気を使わないことは、節電にもなりますしね。

　便利という、それだけで、それだけの人間を奴隷化しているか、よく考えましょう。人は皆、同じ権利を持っています。

ＩＳみたいになっちゃうよ～

　トランプ氏が本当に共和党の大統領候補になってしまいました。ぞっとします。アメリカも、これでテロ国家と同じなんじゃないかと、怖いですよ。基地の隣に引っ越すし・・・。

　そして、安倍政権は最もアメリカよりというよりも、アメリカに政策を合わせているんですから。先にアメリカに話してしまう政策って、おかしくないですか？日本は合衆国の州でもないし、独立した国家なのですから。

　そんな流れを、今度の選挙でせめて変えてほしいと思います。この前の参院選では変わらなかったのが、悔しいです。安倍さんは、数をいいことになんでも勝手に決めてしまいますよ。憲法だって、平和憲法を変えるのは当然だと思っています。

　それにしても、都知事の候補者の政策って、公約を上げているけれど、その財源はどうするのでしょう？言ったが勝ちみたいな、絵に描いた餅ばかり言うんじゃないよ！

　女性がなってほしいという気持ちがあるんです。でも、彼女は、アベノミクスをさらに推し進めるというのですから、どうしても嫌だ・・・。ここは、野党ががんばってもらいたいのです。鳥越パパゲーノを応援したい。

　病み上がりというのは、さすがにひどい。

　誰もが、いろんな病気を持って生活しているものです。がんは、二人にひとりがかかる病気です。介護の問題も、保育の問題も、まだまだ・・・。東京が、人間として最後まで満足して生きられる都市になるよう、お願いしたいです。

　自由にモノを言えない、常に監視されているような、いつの間にか、人間の尊厳が冒されてしまう、そんな国になりそうで、怖いです。　一部の裕福な人間の天下って、それが住みやすい国なのでしょうか？介護施設に入るのに、何千万と必要で、さらに毎月の費用は年金額を優に超えているなんて、誰が入れるのでしょうか？大手企業の重役クラス、官僚や政治家など？

　あとは、自宅で孤独死を迎えるだけ、なんてのが、現実的な日本の未来という気がしてなりません。

　親の家が裕福かどうかで、子供が受ける教育が違うのって、おかしくないですか？子供は親を選べないんですもの。子どもたちに、明るい未来を、そんな東京であってほしい。子どもがいない私がいうのも、ヘンですけどね。

　誰もみな、子ども時代がありました。青春時代がありました。たまたま私は東京に生まれたので、ほんとうなら無理だったところを、私立大学に通わせてもらいました。都電が走っていた道路の地下に、都営地下鉄が走り、すっかり様子は変ってしまいました。私が覚えている子供時代は、それこそ、三丁目の夕日の世界でした。

　拡大路線の時代は終わったんです。巨大都市が破たんしないよう、ダウンサイジングして、税金の無駄遣いはやめて、必要なところにきっちり政策で使ってほしいです。

　私は、美濃部都知事が好きでした。誰になるのかなー。せめて、自民党の思い通りには、絶対にしたくない！！！

東塔堂に行ってきました

　実は、金曜日に、家の中の書籍尾出張買取を地元の古書店に依頼していたのですが、ちょっと気になったものを調べて、もしかしたらと思い、さっそく連絡して、ほかの書籍とともに、ごく一部を、写真・デザイン・建築・美術専門の古書店に持っていきました。

　前から気になっていたのですが、写真好きの父が持っていたもののようです。

　とはいえ、電車に乗って本を運ぶのは結構大変でした。以前、通販生活で買ったスワニーのキャリーバッグに入れました。

　正午過ぎに渋谷について、桜ヶ丘の坂を上り下り、けっこうきつかったです。駅前の歩道橋も、エレベーターがあってよかった・・・。

　買い取ってもらい、空のスーツケースで飛ぶように帰宅しましたが、うれしさのあまり、生ビールを地元蕎麦屋でいただいて、ご機嫌で帰りました。暑い中、ハッチが留守番で気の毒でした。

　そして、いよいよ、今朝届いたダイソンの布団クリーナーを試しました。すごいですよ～、びっくりしました。

階段下の収納

　目に入る扉の近くしか、認識していなかったこの収納場所を、今日、久しぶりに点検しました。そこでわかったのが、どうしてこんなにたまったのか不思議なくらい大量の紙袋でした。そして、いわゆるプチプチと呼ばれる緩衝剤。

　確かに、父の絵の展覧会などで使ったりしていたので、もったいないからと取っておいたものが相当な量になっていました。それと、本体自体は入っていない空箱。この空箱も、外は段ボール、中には発泡スチロールなので、意外と仕分けが面倒でした。猛暑のこの日になんでまた、という行動をしていました。さすがに、もうへろへろです。

　紙袋は、ないものと思って、包装関係の問屋に行って、買ってきちゃっていましたし（あーあ、馬鹿な女の恨み節だね）。

　ハッチのテリトリーを紙袋で埋め尽くし、本当に今日は悪いことをしてしまいました。

　東急ハンズ、町田にいよいよオープンなんて紙袋もありました。時代ですね。

　子供のころから家族で暮らした下町には、社会人になるころまで住んでいました。２３年間くらいかな。そして、その後、永福町に半年、世田谷代田には２年いたかしら。結婚してから９７年まで、多摩ニュータウンの賃貸団地にいて、その後、わたしと父のネコだけ、こちらに来てしまいました。そこが、１９年。

　でも、一番の故郷は、今は、結婚してすぐの多摩ニュータウンです。残念ながら、この地は、私の故郷にはなりえなかった。今度の引越し先で何年生きられるかわからないけれど、そこが故郷になれば、いいなあと思います。終の住処にするんですもの！

だから、物を整理して極力捨てて、と思うのですが、なかなか・・。それでも、諦めたものもけっこうあります。もう、パンを焼かないだろうし、編み物もしないかも。お金と時間をかけて取得した技術も、年齢には勝てません。

　そうそう、夏のマットレスの衛生面が気になって、ついに買ってしまいました。ダイソンの布団クリーナーです。あーあ、引越し前に、お金使うかなー、とほほ。

　そんなこんなで、結局、母とは２３年しか、いっしょにいなかったのでした。今朝、ＮＨＫで暮らしの手帖の番組があり、本当に懐かしかったです。その雑誌こそ、母そのものみたいでしたから。不思議なことに、母の死後の発行の暮らしの手帖があったので、父が買ったんだと思います。毎回、母に頼まれて買っていたのでしょう、だから別に気にすることもなかったんですね。毎号の表紙は、なんとなく記憶に残っています。残っている分だけでも、大切にしましょう。料理だって、クックパッドでは埋められない、とても大切な宝物だと思います。

蒸し暑いです！

　通りに面した庭の紫陽花がすっかり色あせてみすぼらしくなったので、コンビニに荷物の宅配を頼んで戻った後、思い切って「完全武装」で庭の手入れを始めました。伸びすぎた紫陽花を切り、マメ科のつる植物に痛めつけられていたボケを救い、道路ににょきにょき出てしまった雑草をはがし、さらに庭の砂利からも出てくる雑草をこまめに取り、ようやく家の中もどり、節水しなくてはならないのにどうしてもそのままではいられずにシャワーを浴び、やっと一息つきました。

　最近の猛暑でタオルハンカチが手放せず、すぐに汗でおもたくなります。家でも、手拭いの大きさのタオルを首にずっとかけっぱなしです。その自分の汗のにおいを嗅いでは、フレーメンするのが日課になっています。ああ、早く夏が終わらないのかしら・・。

　昨日は夕方からリフォームの打ち合わせで、帰りに八王子駅まで車に乗せてもらったら目の前がヨドバシカメラ、ちょうどいいとばかりに照明を見ていたら、引越しの話をした途端、ひかりの相談にまで発展し、さてさて、困ったものだと長時間引き留められて、ハッチには気の毒なことをしてしまいました。

　もう、固定電話の権利があってないようなものだけれど、もともとはＮＴＴの電話をほかの会社のひかり電話にしているものだから、話がどんどんややこしくなり、バカ正直に手続きするだけ損みたいになってしまうのが、本当に悲しいです。

　それにしても、２年契約の違約金とか取られるのって、なんとも腹が立ちます。勝手に期限決めて、引越しとかやむを得ない事情でも手数料取るんだって、まるでやくざですよね。今の世の中、すべてがこれだもの、もう何もないほうが幸せなのかもです。まったく、ばかみたい。

　昨日と今日、町内会の夏祭りです。うるさいです。子供がいないと、全く関係ないんだけれど。結局、１９年間で町内会の役員は一度だけ、地区委員は２回あったかな、楽させてもらいました。

　過疎化、高齢化は待ったなしの状態です。それなのに、高級気取りでプライドが高いのが、気に入らない。今日、ご近所に引っ越すことがばれちゃった、ラッキーかな？

ニースでテロ！

　ニースといえば、ネグレスコホテル。行きましたよ、２０年前に。泊まりはしなかったけれど。

　そのニースで、とても怖いテロが起きてしまいました。夏のバカンスに入ったこの時期に・・。

　世界の混迷は、もっともっと拡大していくのか、とても不安です。人を殺すことに何も感じないのは、なぜなのか、それがテロの恐ろしいところでもあり、そういう感情が、戦争と同じなのが、ぞっとするほど、怖いんです。正義のためなら殺人もいとわない、むしろ、そのために殺人するのだから、恐ろしいです。

　いまだにガラケーだから関係ないけれど、ポケモンＧＯというゲームソフトで、熱中するあまり、事故にあったりするとか。仮想の人物に振りまわれるのが、何で楽しいのか？疑問です。

　楽しいのは、わからないでもないけれど、それって、操作されているのに、見ていて気持ち悪くなりました。そんなことしていると、本当に単細胞になっちゃうよね。

　年内に、京王線沿線住民ではなくなるかもしれないので、今のうちに、パスポートカードでいろいろ、買い物しようかな～。でも、これも買い物行動への操作なのかもしれません。

　

当分、作れないので・・・

　先日、大好きな桃を買った時にのせていたピンクの段ボール紙製のトレイを、そういえば布箱にすると楽しいかも、と思いつき、カルトナージュしてみました。

　しばらくは、そう、引越すまでお預けなので、一気に作り上げました。

　例の、父の松本民芸家具の引出に、さんざん私のものを入れていたのを、大きな衣装ケースにうつしかえたのはいいのですが、手紙を書こうなんてときには、その大箱をのせたりおろしたり、中を探したりと、今からへとへとです。ぎっくり腰になりそう・・・。

　書籍も、大方は手放すつもりで、買取を依頼しました。その時に悩んだのが、暮らしの手帳の「おそうざい１２か月」。母から譲り受けたものです。古いけれど、内容は素晴らしくて、自分でも作ってみたくなりました。だから、これは私の宝物。うーん、朝ドラでやっているし、タイムリーな豪華本ですよ、これ！

　生かし切れなければ、宝物じゃないですね。これからも、どんどん自分で決めていこう。

　残念ですが、もうパンつくりは諦めました。それでも、師匠の本２冊は、宝物でとっておきます。支障はとってもお元気なのに、私はもう、手こねで作る元気がなくて、情けないです。

　ヴィオラをあきらめ、パン作りをあきらめ、それでも、生きていくしかないです。使っていた大きな蕎麦打ち用まな板は、ニョッキやパスタ作るのに使います。それいしても、イタリア料理の本がたくさんありました。ほとんど、きちんと見ていなかったの、本当に、宝の持ち腐れですね。

ご本人が一番、つらいのでは？

　天皇が、退位を望まれているというテロップがテレビ画面に現れました。でも、正式なものかどうかも、よくわからないようで・・。

　俳優は死ぬまで演じられたら本望とはいうけれど、天皇の場合、おからだが不自由で、耳も遠くなり、判断力も衰えて、同じように健康がすぐれない美智子様を頼りになんとか公務を行っていますが、ご自分でももう無理だと判断しているのではないでしょうか？

　それと、一番平和を望んでいるのに、社会情勢がそれとはどんどんかけ離れていくのがおつらいんじゃあないでしょうか。去年の国会前の安保法案反対デモだって、天皇の耳に届いていたはずです。

　隠居して、ひっそりとご夫婦の時間を大切にされてほしいと、切に願います。

　もしかしたら、認知症なのではないかと、思ってしまいます。お気の毒です。戦後、昭和天皇は人間宣言をされました。神ではないのです。病気だって、しますよ。病気の人に対して、本人が望むことを一番に考えてほしい。

選挙日和！

　今日は関東はとてもいい天気です。１８歳からの選挙権、しっかり投票してくださいね。あなたたちは、それほど格差がうまれていないから、自分たちの未来を自分たちの手で作ることができます。どうか、明るい未来のために、投票してください。

　若い人たちが世の中を変えるかもしれない、とても期待しています。