外出自粛の時期に、友人宅に出向いて賭けマージャンをやり、責任を感じて辞職、でも退職金は7千万円。この時期、廃業に追い込まれている人たちが大勢いるのに、これは本当に不条理です。ひどい話だ。
以前も書きましたが、日本でそれほど新型コロナの感染者が増えないのは、言葉の構造によるのではと思っています。とにかく、日本語って、それほど飛沫を出さないのです。たとえば、けんかして馬鹿野郎と叫んでも、バカ野郎だったら、それほど飛沫は出ません。「ばっかやろう!」といえば、促音のときに飛沫が出ます。でも、もともと、促音は普段の言葉ではほとんどないんですよ。
英語、韓国語など、けっこう促音のようなものがあります。韓国語は促音ではなくても、激音があります。日本語以外の言葉では、「つばを飛ばす」ような発音が多い。
それに、日常様式というか、日本では靴を脱ぐという風習があるので、それでかなりウイルスを減らせると思います。
ただ、今の日本にはびこっている新型ウイルスがどういう型なのかはわかりません。激変させる超悪性なのかもしれません。だから、普段から免疫力、抵抗力をつける努力が必要です。
でも、ただ単に、今まで通りのステイホームを続けるというのには、反対です。その前に、それぞれの地域での生活が壊れてしまいます。経済というのは、庶民の生活の経済と考えてください。私たち一人一人が生活できなければ、地域も消滅しますよ。
自粛警察なんて、もってのほかです。もっと寛容になるべきです。ゆるーくやさしく何とか生き残ることを考えましょう。厳しくすればするほど、自分の首を絞めていることを忘れないでください。人を許すこと、それが一番大事です。どんな人間にも、生きる権利があります。弱者を切り捨てればそれだけ、その弱者は自分と重なることをお忘れなく。弱いものを叩くのではなく、強いものを叩いて、それを下へと持っていく、それが理想の社会なんじゃないでしょうか。
人が困っているなら、手を差し伸べる、みんながそうであってほしいと思います。
まさかの検事が、賭けマージャンとは!本当に、例の改正法案が通らなくて、よかったですよね。安倍総理のお友だちって、大丈夫なの?
そして、金沢市の市議さん、外出自粛のこの時期に、のこのこパチンコ店に入っちゃったそうです。
みなさん、公人としての自覚があるのでしょうか?一般人ならともかく、許されることじゃないし、トップがそれで、この国は大丈夫なんですか?あーあ、情けないね。
夏井いつき先生が見てくれる通販生活の俳句道場、始まったときからずっと投句していますが、なかなかとってもらえません。そりゃそうですよね、出した人の中には、プロ級の人もいるし、夏井組と言われる同人もいるわけですから。私も、俳句始めた頃は、天地人の「人」に入ればとてもうれしかったのですが、最近は、せいぜいが佳作です。なんたって、一か月に3千句以上集まるのですから。
4月の兼題は「蛙」。そこで、思い出したのは、両親が下町から引っ越した高尾山の麓の家に、週末通っていたころのこと。まだ、圏央道が建設前のことで、ユーミンの実家の呉服店の別荘もあったころの話です。田んぼもあって、一日何本もないバスを逃すと歩くしかなくて、「うかい鳥山」の手前にある実家に行くのには、甲州街道を大垂水峠方面へ歩いたものでした。徒歩5分、脇の田んぼからは、蛙の声がしきりに聞えたものでした。それを詠んだ句が、佳作には入りましたが、まだまだですね。
今は圏央道ができて、すっかり変わってしまいました。
人間の都合で、動物たちが生きるすべを失ったのですから、コロナはその逆襲ともいえるものなんじゃないかと思います。人類がしてきたことを、もっと反省すべきじゃないのかな?
図書館が予定では今月末まで閉館なので、借りっぱなしになっている俳句の本、少しずつ読んでいますが、ちょっとひっかかってしまいました。先に進めません。
それは、短夜の季語のところで、歳時記に「短夜」のところで載っていた俳句が、竹下しづの女の
短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎
という俳句で、下句が「すてつちまをか」と読むのだそうです。読めるか!古文書でも、そんな風に読めるわけないじゃないですか、それをいとも簡単に疑問もなく、こう書いてしまっていては、納得できやしません。それは意訳をふりがなにしたってことですよね。
本を読むのって、こういうことされると、イライラしますが、どうなんでしょうか?ことに焉という字、部首もわからず、探すのに苦労しました。音読みでは「エン」、訓読みだと「いずくんぞ」、まあ漢文に出てくる漢字だとはわかります。それと、乎ですが、これも音読みはコ、オで、訓読みが、か、や。この下句「須可捨焉乎」は、「すべからく捨つるべきか」と読むそうです。それなら、まだわかります。
まあ、戦前なら、こういう文語的な文章は当たり前にあったのでしょう。それにしても、意訳をふりがなにできるとは、俳句の世界も、なんでもありってことなんですね。ただ、本来ならこういう読みをするということはすっ飛ばして、これだけを載せるのって、どうよと思いました!
もひとつ、乳ぜり、「ちぜり」と読むのですって。乳飲み子を「ちのみご」と読むのと同じことですね。
高山れおな選
新任の駅長蛇を食ふ噂 高知県大豊町 朝比奈冨美男
桜散り世界が変わる刻刻と 菊池市 神谷紀美子
一句目、この駅長さんは、多分猫の駅長さんかと思います。猫は動くものに反応するから、きっと蛇も追いかけたんじゃないかしら?二句目、本当にコロナの影響が世界中で起きて(それがパンデミックというのでしょう)社会が変わっていくのが怖いですよ・・・。
稲畑汀子選
樟(くす)若葉化粧のすすむ天守閣 熊本県菊陽町 井芹眞一郎
炊きあがる香に溺れ食む豆ご飯 茨木市 田邉育子
一句目、熊本の方なので、熊本城の天守閣の事だとわかりました。早く元に戻ってほしいですね。二句目は、豆ごはんのなんとおいしそうなこと、炊きあがった様子が匂いとともに感じました。おなかすいちゃう句ですね。
長谷川櫂選
夫婦してくねくね体操新樹光 芦屋市 瀬々英雄
短夜や医師に育てし子を案ず 東広島市 藤本早苗
くねくね体操、テレビで紹介していました。ステイホームで、みんな家で体操やストレッチに励むしかないですもんね。夫婦でくねくね、いいなあーー!?コロナ禍で、医療関係者は本当に大変な思いをしています。我が子を医者にしたけれど、と心配になるのも当然です。早く終息してほしいです。
大串章選
駅ピアノ街に希望の春の曲 武蔵野市 川島隆慶
うちの句会でも以前、「駅ピアノ」の句が出ました。でも、ほとんどの人が知らなかった。私はこの駅ピアノが大好きです。BS放送で、よく見ます。空港にもあるし、いいですよねえ。素敵な光景だと思います。こういう時だからこそ、音楽を!!
安倍総理がやっていること、本当に理解できない。憲法は、国民を守るためにあるものだし、官僚も国民のための物なのに、自分の都合のいいように変えたくてしょうがないらしい。それに今は三密を避けてという、東京都はまだ緊急事態宣言が解除されていないから、法改正に反対したくても、反対集会もデモもできない。そういうときに、強引に法改正をしようとするのって、インチキだしずるいし、人間性を疑いますよね。こういう人が、日本のリーダーで、いいんですか?
もう、2か月前から書いているけれど、医療用の防護服と医療用のマスクは、足りていないのを国がどうにかしてくれないの?国民にマスク、なんてことよりも早くやってくれないとだめでしょ。何をやるにも的外れなんだよね。それで、今度の法改正を反対しているのに、与党議員たちには届かない、サイテーじゃない?だって、外出自粛で、三密さければ、デモもできないし。こんな時に、余計なことばかりやっていて、医療崩壊したらどうしてくれるんだよ!
防護服、医療用マスク!
来月末が期限のキャッシュレス還元ですが、あれって、今年夏に東京オリンピックがあるから、その前までという話だったじゃないですか。オリンピックが来年になったけれど(来年もできるのかな?)、キャッシュレス還元の期限は、延長しないの?
そのために去年、スイカを記名式にしました。でも今の外出自粛でほとんど電車に乗らなくなりました。昨日、たまったポイントをサイトで調べたら、それでも557ポイントたまっていました。そこで、サイトでポイントをスイカに加算する申し込みをして、今日、駅のチャージの機能のところで、その分をスイカに入れました。まあ、微々たるものでも、ありがたい!みなさんも、お忘れなく、手続きをしてポイントを加算しましょう!
先日、BSPで、高島礼子のスイーツ列車紀行を見ました。ベオグラードからイスタンブールで、ものすごく興味深くて熱中して見てゐました。その中で、ああ、食べてみたい!と思ったのが、ロクムというイスタンブールでのお菓子。で、近所のハラルの店に思い切って、入っておじさんに聞いたら、ないとのこと。そこで、ネットで調べて、六本木にロクムの店があるので、そこのオンラインショップで注文したら、割と早く届きました。
実は例の番組、その前の回も見ていました。そして懐かしいウイーンのザッハートルテやシシーのすみれの花野砂糖漬けを見たのです。私はあの、すみれの花の砂糖漬けにもはまりました。もちろん、現地の土産として買って帰り、その後、オンラインショップでも見つけて買っていました。
スイーツは不要不急でしょうか?いいえ、絶対に必要なものです。不要不急って、誰が決めるのでしょう?それぞれに、ほしいもの、必要なものは違って当然です。人は出かけて人と会い、お話をする、これが社会であり、文化でしょう。
さて、その待ちに待ったロクム!とっても小さくて、もっと食べたい!と思うくらいでしたが、それはもう、大好きになりましたよ。イスタンブールには行かれないから、友人が教えてくれた老舗の店のものではないけれど、私には十分おいしいものでした。今は、六本木にも行かれませんしね・・。
最近はすっかりブルックスのドリップになってしまったコーヒータイムですが、トルココーヒーとまではいかなくても、手動エスプレッソが飲みたいと、あのガスで自分で沸かして作るエスプレッソ鍋(なんていうのでしたっけ?)もネットで買ってしまいました。うーん、止まらない、この食べることへのこだわり!
昔住んでいた家には、エスプレッソマシーンがありました。2台目まで使用していたのですが、亡夫があまり好きじゃなかったらしく、捨てちゃえ!と言われました。まあ、今の家では置き場所もないから、小さな専用鍋で充分です。コーヒーはエスプレッソが好きだったなあ・・・。そして最近、シチリアの番組をよく見ていたので、アラブに影響を受けたシチリア好みで、何が悪い?なんて自分を納得させています。