昨日の耳鼻科にての義母補聴器修理だが。
修理時間が短い設定だったため義母は同行しない(同行すると重労働になるし余分な時間がかかってしまう故に)ことを約束していて、それは守られて我が身が助かった。
さて、短時間にての修理が終了して義母が暮らす高齢者施設に補聴器を持ち帰ると。
こういう場合いつも玄関先で義母が待ち構えているはずが、義母の姿が無い。
スタッフの皆さんも多忙そうなため、一人のスタッフ氏に補聴器を預けて、私はそのまま義母に会わずに帰宅した。
その後も、義母から何らの連絡も入らない。
今までならばこのようなケースの場合、義母からしつこい程に電話がかかってくるのだが。 それも一切無い。
まったくもって現在の義母が何を認知出来て何を認知出来ていないのか、掴み処が無くなってしまったとの厳しい現況だろう。
楽と言えばそうなのだが。
何だか不気味な予感がするというのか、義母認知症の行方の掴み処が無くなってしまった。
亭主とも話し合って、とりあえず義母が大騒ぎしないのを良きこととして、このまま放置することとした。
とにかく精神的疲労感が溜まると、夜眠れなくなるものだが。
昨夜は質の悪い眠りの中、何とか寝付けたと思いきや。
我が寝室の廊下を隔てた真横がトイレなのだが。
そのトイレの換気扇が回りっぱなし状態のようだ。
しかも、いつも聞きなれないカタカタ音が聞こえてくる。 何か作業をしているかのような音だ。
何だろう??? と思いつつそのカタカタ音を聞いていると、いつまでもそれが聞こえてくる。
ここは、私が見に行くしかない。
勇気を出して、トイレの前まで行くと。
ちょうど、娘が出て来た。
「何してるの?」
と、問う私に娘が告げる。「トイレが詰まって流れなくなっている。」
要するに娘はトイレ用柄付きブラシで、その詰まりを解消せんとしていた様子だ。
時計を見ると、午前3時。
「貴方は明日自宅テレワークだから、もう寝なさい。後は私がその作業を代わるから。」
以前にも同じ症状でトイレが詰まったことがあるが、その時は柄付きブラシで何とか流れるようになった。
ところが昨日は30分程格闘したが、詰まりが解消されない。
やむを得ない。 寝ている亭主を起こして助っ人を頼んだ。
それでもダメで、とにかく明日専門業者を呼ぶこととして。 その間は風呂をトイレ代わりに使用することとした。
それから2時間ほど経過しただろうか。
亭主が自室で電話をかけている。 どうやら24時間緊急出動してくれる業者に折衝している様子だ。 その会話を聞くと、結果が芳しくなさそうで…
その後、台所とトイレからの物音が激しくなった。
後で判明したが、亭主がネット情報を頼って自力で原状回復している様子だ。
5時頃になって亭主に尋ねた。「何してたの?」
亭主曰く、「トイレの詰まりを直していた。 ネット情報通りにお湯を大量高温に沸かして、それを流し込むと詰まりが解消した。」
ご苦労様、との結論だが。
朝になって、再度私が亭主に尋ねた。 「沸騰した湯をトイレに流したというが、配水管がその高温に耐え得るかねえ? 下手すると配水管が損傷して、もっと大変な事態になることも考え得るよ。」
亭主応えて、「確かに排水管がプラスチック製だったりしたら危険かもしれない。 参考だが、トイレ便器自体はその高温に耐える材質らしい。 排水管はその先だから、多少は熱が冷めているから大丈夫じゃないかな?」
いやはや、とりあえず我が家のトイレは朝までに使用可能状態となった。
私も昨夜はほとんど寝ていないが、亭主も午後3時過ぎから寝る時間を惜しんで朝までトイレ修繕に励んだとの事だ。
実にご苦労様、と亭主をねぎらっておこう。
それにしても、我が不運は相変わらず続いている様子だ…😱
この悪しき状況を打破するには、私は何をどう成せばよいのだろうか??😭