(冒頭写真は、一昨日の朝自宅バルコニーから撮影した電線に停まった“鳥”。)
鳥って、目が合うと懐く習性がある(?)ことを私は最近知った。
都立公園にてランニング練習を終え、木陰のベンチに座っていた時の事だ。
鳩が2羽ベンチの私の側へ近づいてくる。
おそらくこのベンチに座った人から餌をもらった経験でもあるのだろう。
そのように想像しつつ、(野生の鳥に餌をやるのは控えるべきだろう。)等と“理性的に”考えつつ鳩と目を合わすと、私の側から離れない。 特段餌をせっつくでもなく、お互いに目が合ったまま穏やかな時間が流れる。
(何をしてあげたら喜ぶのかな?)と、目を合わせたまま微笑んだり首を振ってみたりすると、同じようなしぐさをしてくれる。
それを10分程続けただろうか? 鳩さん2羽はずっと私に付き合ってくれるのだが。 餌もあげずに付き合って貰うのも気が引けるし😖 、私の方から先にその場を去った。
冒頭の写真に話題を変えよう。
これは一昨日の朝、私が洗濯物をバルコニーに干している時に電線に停まった、(おそらく)鳩の仲間であろう。
私を見ながら停まってくれたようだ。
最初は前向きに停まり、洗濯物を干している私の方をずっと見ている。
私が目を離した際に、鳩が方向を変えてあちらを向いた時に撮影したものだが、その後もまたこちらに向きを変えて私の方を見てくれる。
20分間程、洗濯物干しをしただろうか。 ずっと私の様子を見てくれていたのだが。
部屋へ戻って再びバルコニーへ出てみると、鳩は既に飛び立っていた。
次なる写真は我がエッセイ集2011.12.18付バックナンバー「名も知らぬ鳥たちの群衆が羽ばたく奇跡」にて公開した話題だが。
以下に、再掲載させていただこう。
いつ頃からだっただろうか?
都心に位置する我が住居地の自治体が毎日16時半から地域全体に放送している 「遊んでいる皆さんはお家に帰りましょう」 の防災アナウンスと同時刻頃に鳥の群集が空を舞い始める姿を、私は自宅の南側ベランダの窓越しに発見した。
一体どれ程の鳥たちの群集なのだろう?
私が推測するに、数百羽、いやもしかしたら千羽を超える鳥の群団かもしれない… (写真を参照下さい。)
ちょうど我が家から展望できるすぐそこの上空で、毎日午後4時半頃から約10分ほどの間、鳥軍団の “航空ショー” と相成る。
こんな大都会のど真ん中で一体全体何処に巣を作り、毎夕群集で羽ばたいているのか大いなる興味を持って私はその鳥群集の行動習性を観察し続けてきた。
そうしたところ、鳥群集の「巣」の在処が特定できたのである!
まさかとは思っていたのだが、その「巣」とは我が家に間近い“竹薮”のようだ。
何故に我が家の直ぐ近くに結構大規模な“竹薮”が存在するのかについて説明すると、その地域は 「東京都市部計画道路 幹線街路」 の候補地となっているが故である。
いつ着手するかもしれぬ(いずれ凍結と相成る可能性も色濃い)政府(都庁?)のいい加減な都市開発事業に巻き込まれたばかりに、開発されずに放置を余儀なくされている雑地に力強く成長した竹が、今や都心のオアシスの“林”のごとく存在するのである。
そこに私の推測通り、数百、いや千羽を越す群集の鳥たちが「巣」を造営し大集団で生を営んでいるとして、その生態の一部を我が家から日々観察できるとするならば、こんなミラクル世界はないのではなかろうか??
(以上、2011.12バックナンバーを再掲載したもの。)
更なる写真は比較的新しく、2020.01.23日に撮影し我がエッセイ集にて公開した鳥だが。
以下に、そのバックナンバーを再掲載しよう。
(写真は、つい先だって我が家のバルコニーを訪ねてくれた“ひよどり”??)
何とも可愛いでしょ!!
ちょうど私がバルコニーで洗濯物を干し終わり室内へ入った時に、物干し台に停まりに来てくれました!
すぐさまデジカメを用意して撮影した一枚目の写真です。
こちらを向いてくれたので急いで2枚目を撮ろうとすると、ガラス越しに室内の我が気配に気づいた様子で、飛び去ってしまいました…
その間わずか10秒ほど。 貴重な一枚です。
その後、ネット情報でこの鳥が何と言う名なのか私なりに調べてみました。
その姿が一番近いと判断したのが「ひよどり」でした。 如何でしょう??
参考のため、ネット情報より“ひよどり”に関して説明した文章を、以下に引用させて頂きます。
ボサボサ頭に茶色いほっぺ
「ヒーヨヒーヨ」と名を名乗る
全長27.5cm。 全体が灰色に見える色彩の鳥です。 花の蜜や果実が大好物です。 これは熱帯が主生息地であった祖先ヒヨドリの名残り。 今では虫や草の葉、芽も食べますが、花が咲くと蜜を吸いにやってきます。 東京では1970年頃までは10月に渡来し、4月に渡り去る冬鳥でした。 それが、留鳥として一年中棲むようになりました。 より南にすんでいた留鳥が北上してきたものと考えられています。 また、今も秋には北海道から多数のヒヨドリが本州、四国、九州へ渡ってきます。 ヒヨドリは日本中にすんでいますが、小笠原や沖縄など南の離島では留鳥ですので、独自に色彩が変化し、茶色味の強くなった亜種がいくつも知られています。
その昔、一ノ谷の戦いで、源義経が平家の軍勢を追い落とした深い山あいを「ひよどり越え」というのも、そこが春と秋ヒヨドリの渡りの場所になっていたことからです。
ヒヨドリにまつわるお話はインドから。 むかしむかし一羽のヒヨドリがワタ(綿)の木を見つけました。 まだ実が若かったので、熟したら食べようと待っていました。やがてその実はサヤとなり、まもなくサヤは破れて、中からワタがふわふわと飛び出しました。 熟した実を食べようと思っていたヒヨドリはアテがはずれて、ワタの木に文句をいいました。 しかしワタの木は、お前にゃ悪いが、おれはちゃんと人間の役に立っているのだからといいました。以来ヒヨドリは、二度とワタの木に近寄らなくなりました。
/ ひよどりの こぼし去りぬる 実の赤き 蕪村 /
(以上、ネット情報より引用したもの。)
参考ですが、右寄り後方に映っているのは新宿新都心超高層ビル群です。
最後に我が感想だが。
新宿新都心超高層ビル群を眺められる都心にして。
季節毎に珍しい鳥たちの訪問を受けたり、群衆が都心の空を飛ぶ姿を観賞出来るとは何とも贅沢な事であろう。
最近はこの“コロナ禍”にもかかわらず、羽田着陸航空便の飛行通路と成り下がったこの地故に。😱 😭
もしかしたら航空便が飛んでいる時間帯は、鳥たちが活動を控えているのかもしれないが…。
そうではない時間帯にはどうか今まで通り鳥たちにこの地の上空を飛んでもらって、いつでも我が家のバルコニー近辺を訪れて欲しいものだ。😍