九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

暫定税一時廃止は、ほぼ確定!?  文科系

2008年03月21日 19時21分33秒 | 国内政治・経済・社会問題
表記のことはほぼ確定と、僕は考え始めました。大変なことなのに、与党サイドの当事者能力ゼロのようですから。

昨日の拙稿で僕があざ笑った福田首相の「考え方」、「指示」についてすら、自民党道路族たちが一蹴したようです。道路族のボス・古賀誠自民党選挙対策委員長が首相に以下の反論をし、対する谷垣政調会長がこれを支持して、調整し直すと約束したようです。毎日新聞夕刊にそう報道されていました。
「あの内容では地方が持たない。必要な道路は整備するとの文言を付け加えるべきだ」

道路族はいまや「なりふり構わず」らしい。あと10日で暫定税関連法の期限が切れるというこの期に及んで、こんな行動をとっている。法の期限が切れたらリットル26円は一端なくなります。法がないのに金を取ったら、政府が「泥棒」になるということですから。
どうやら道路族は、暫定税がなくなるくらいなら、自民党が野党になっても良いと、「自民党、暫定税心中」覚悟ぐらいのもんらしい。よほど後ろめたいことがあるのでしょうね。
なお、道路族に本当に力があるなら、期限切れあと10日という今、こんなことをやっているような体たらくにはならなかったはずです。

リッター26円下がります。4月1日から、いつまでか。「60日衆院再議決」制度を使っての法案成立では、早くても4月末まで。日銀総裁の問題があるから、それも随分危ういもん。前のような「つなぎ法案」も、もう間に合わないでしょうし、第一参院で否決されるだけです。じゃその後どうなる? 一端下げた税を、自民党は上げ直せるのか?

今の調子からみると道路族が死にものぐるいで法案成立を図るだろうと、僕は見ました。「次期総選挙? 自民党の運命? そんなもの知るか!」と、表面には出さなくともこんなところでしょう。すると自民党は選挙に負けます。これだけ酷い国交省のむだ遣い、不明朗浪費を目にして、また26円余分に捕られ直すようなら、国民は1年後に選挙やっても支持しないと、僕は考えるのです。小選挙区制ってそんなもんでしょう?

自民党の唯一の活路は、民主党に自分らと同程度のダメージを負わせることですが、すっかり力の落ちた自民党にはその知恵はないとみました。

 






コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする