「日本の『10年前』に酷似 米サブプライム 金融不安」
これは本日の毎日新聞経済面9面を半分以上使った記事の見出である。
「日本の10年前」とは、あのバブル崩壊期のことだ。あのときと今のアメリカとを同じだと見て、比較しているのである。次の諸ポイントでの対比表がついていた。
「金融機関破綻」「中央銀行の資金供給」「公的資金投入」「不良債権の規模」「国民への混乱回避対策」「景気への影響」「金融政策」
これら全てが、アメリカだけではなくて世界に波及する問題なのである。
「ドルの崩壊が近い」
こちらは、国際問題評論家の田中宇氏から本日ニュース配信されたニュースの、その題名である。その書き出しはこうだ。
「先週、米英のマスコミやアナリストらが、いっせいにドル崩壊の可能性を指摘し始めた。米ワシントンポストは3月13日に『アメリカは巨額の貿易赤字、不況、原油高、インフレ、金融危機など、あらゆる経済難を一挙に受け、ドルの大幅下落に直面している。しかも、危機からどうやって脱出できるかわからない状態だ。連銀は追加利下げしそうだが、それによってますますドルは危機になる』という趣旨の記事を出した。」
サブプライム問題がもともと内在していた「最大の問題」といわれたものは、こういうことだった。世界が供給過多で需要に困っていたが、アメリカの住宅バブルが世界に消費、需要を提供していたと。日本も、西欧も、中国も、全ての供給がこれを頼りにし、ここに流れ込んでいたのである。
また、だからこそアメリカはこういうこともできた。国家予算を軍事費に注ぎ込んで供給を吸収しても、予算に預かれない低所得者の抗議の声が起こらなかった。
僕の友人はちょっと前に、百万損しても米債を切ったけど、遅れたとはいえ今となっては賢かったと証明されたと言えよう。
これから一体、どうなるのだろうか? こんな時には歴史上ろくなことは起こらなかったのである。
チベットで起こっていることも、何か不気味だ。上の動きに対応したものでなければよいのだけれど。
これは本日の毎日新聞経済面9面を半分以上使った記事の見出である。
「日本の10年前」とは、あのバブル崩壊期のことだ。あのときと今のアメリカとを同じだと見て、比較しているのである。次の諸ポイントでの対比表がついていた。
「金融機関破綻」「中央銀行の資金供給」「公的資金投入」「不良債権の規模」「国民への混乱回避対策」「景気への影響」「金融政策」
これら全てが、アメリカだけではなくて世界に波及する問題なのである。
「ドルの崩壊が近い」
こちらは、国際問題評論家の田中宇氏から本日ニュース配信されたニュースの、その題名である。その書き出しはこうだ。
「先週、米英のマスコミやアナリストらが、いっせいにドル崩壊の可能性を指摘し始めた。米ワシントンポストは3月13日に『アメリカは巨額の貿易赤字、不況、原油高、インフレ、金融危機など、あらゆる経済難を一挙に受け、ドルの大幅下落に直面している。しかも、危機からどうやって脱出できるかわからない状態だ。連銀は追加利下げしそうだが、それによってますますドルは危機になる』という趣旨の記事を出した。」
サブプライム問題がもともと内在していた「最大の問題」といわれたものは、こういうことだった。世界が供給過多で需要に困っていたが、アメリカの住宅バブルが世界に消費、需要を提供していたと。日本も、西欧も、中国も、全ての供給がこれを頼りにし、ここに流れ込んでいたのである。
また、だからこそアメリカはこういうこともできた。国家予算を軍事費に注ぎ込んで供給を吸収しても、予算に預かれない低所得者の抗議の声が起こらなかった。
僕の友人はちょっと前に、百万損しても米債を切ったけど、遅れたとはいえ今となっては賢かったと証明されたと言えよう。
これから一体、どうなるのだろうか? こんな時には歴史上ろくなことは起こらなかったのである。
チベットで起こっていることも、何か不気味だ。上の動きに対応したものでなければよいのだけれど。