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道路特定財源から、「3冊で1億円の資料」のこと  文科系

2008年03月10日 19時03分31秒 | 国内政治・経済・社会問題
道路特定財源から1億円で同じ本たった3冊だけの資料が作られて、国交省に眠っているとは、既に皆さんご存じだろう。毎日新聞にその解説が書かれていたから、報告したい。

何度もここで繰り返させていただいたように、「道路特定財源はむちゃくちゃな使われ方をしている」ということと、「こんな馬鹿げた資料たった3冊で、1億円」ということとは、全く意義が違うということで読んでいただきたい。前者はいわば抽象的な悪であって「推定無罪」の前には万人に対する説得力は薄いが、後者は「実証された悪」、万人が認めるべきものということであって、この違いは途方もなく大きいと、僕は思う。

毎日新聞の記事は3面の3分の1ほどを使った、専門編集委員、山田孝男氏の作である。まず、
「延々1100ページの同じ報告書が3冊。コピ-を見たが、英文資料を自動翻訳機にかけたと思われる変な日本語が目立つ。便利だが信頼性に欠けるインターネット上の百科事典『ウィキペディア』や世界銀行のデータの丸写しが大半だという」

「無用な調査を国交省が国建協(国際建設技術協会)に発注し、高をくくった国建協がパソコンで手抜き本を3部作った。1億円の実態は国建協が受け入れている国交省OB3人を含む人件費ーーー細野(豪志・民主党衆院議員)はそう判断し、先月21日、他のムダ遣いと合わせて衆院予算委で追及、国交相・冬柴鉄三は『徹底して調べ、得た結論は果敢に実行したい』と答えた」

「(冬柴は後にさらに)『道路財源から1件500万円以上収入を得ている50公益法人を数年で半減』『問題ある2法人は解散』『国建協への発注打ち切り』と発表した」

「デタラメ本に1億円が支払われ、処罰も賠償もない。『次は発注しない』ですめば警察はいらない」

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