喫茶店で週刊誌を読んでいたら、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)人事について、江夏豊がこんなことを書いていました。ちょっとうろ覚えですが。だれか詳しい方がいらっしゃったらお教え願いたいです。
「今度の原・ジャパン代表監督、そのコーチ陣は、日本テレビとNHKとの合作だ。なぜかというと、コーチ陣がそういう顔ぶれだから。日本テレビとHNKの解説者が中心ということだ」
江夏は流石この陣容に対して、僕のようには根本的な批判は投げかけていません。「これでも良いとするから、まー仲良くやってくれ」という言い方と受け取りました。まー「テレビ局が牛耳っても良いけど、関西が絡んでないのが気にくわない」と、そういうところ、立場なのかな。
ここまで書き及んでふっと、こんな想像も浮かんできましたよ。ドラの選手が不参加とかでつむじを曲げているのは、中日新聞や東京新聞が絡んでいるのかな、と。
さてさて、以上が事実とすると、こういう正論を言いたくなりますね。
読売やマスコミが、野球界を牛耳っているのは、野球界が何の主体性も持っていないから。サッカー協会はアマも、プロも、学生も、そして地域協会も主体的に加わっているから、「サッカーの観る、やる両方の普及」という一致した大儀、大目標が基礎にあるが、「野球はやはり興業」がスポーツを牛耳り、犠牲にしている、と。
そして、その牛耳り方でマスコミ各社が一定ぎくしゃくしつつスポーツのあり方を自分の利己的な都合で左右している、とも。
やっぱりこれは、僕がここで言ってきたように、スポーツの爽やかさ、その発展を損ない、妨げるものだ。あるスポーツを、スポーツ・マスコミが自己の利益のために歪めていくマッチポンプの悪循環の構図。
ちょっと煮え切らない文章ですみません。以前の巨人批判と併せてご理解くだされば幸いです。10月15,29,30,11月10日の「やーい、巨人負けた」などです。