日本マスコミに僕が求める海外記事が余りにも少ないので、週刊誌ニューズ・ウイーク日本語版を取り始めた。折りしも、米中衝突が、世紀の全面冷戦に拡大し始めているとき、この衝突の行方が分からなければ日本の明日がなにも見えてこないからだ。日本の貧困化・少子化や、国家予算の軍隊重視、官製バブル(弾け)なども、この動向次第というように。
さて、最新号に、今ホットなイランの、この表題関連・映画のようなニュースが載っている。さらには、イランのこのCIA逮捕事件も中国が起こしたに等しいとして、元CIA幹部(米国家情報分析会議情報分析次官)が、こんなことを書いている。
この7月イランが、CIA関連17人を逮捕と発表したと書き出して、こう展開する。
『トランプ米大統領とポンペオ国務長官はこれを「真っ赤な嘘」と全面否定、イラン政府の発表は「眉にたっぷり唾を付けて」聞くべきだとまで言い放った。
どちらが本当か』
『この件ではイランは信憑性を裏付けるべく、映像や個人の名前、検証可能とおぼしきファクトを提示している。(中略)イランにおけるCIAの情報網が壊滅的な打撃を受けたのは事実とみてよさそうだ』
さらに、この事件には中国が裏にいるとして、こんなCIA対中国防諜当局の間に起こったある事件との関連を暴露していく。
『2011年前後に中国で起きた同様の事件と関連がある。複数の報道によれば、中国の諜報当局は当時、CIAに情報を提供していた30人超の中国人を特定し、逮捕・処刑したという。CIAが情報提供者との連絡に使用していた通信システムのたった一つのセキュリティー上の弱点を、中国のサイバー諜報活動のプロ集団が見抜き、通信網に侵入したのだ』
『中国とイランの防諜当局の成功は、CIAの情報収集能力に深刻な打撃を与えた。完全な修復には何年もかかるだろう』
イラン問題と、これに被せるように中国冷戦が急浮上して来たのも、案外以上のことが関係しているかも知れない。CIA要員が17人とか、30人とか逮捕されたら『CIAの情報収集能力に深刻な打撃を与えた。完全な修復には何年もかかるだろう』というのだから、何年ももう待てない、今突入だ、やってしまえ、万一失敗しても「トランプという愚かな大統領を選んだからこんなことになったのだ」とすればよい。そういうことかも知れない。
さて、最新号に、今ホットなイランの、この表題関連・映画のようなニュースが載っている。さらには、イランのこのCIA逮捕事件も中国が起こしたに等しいとして、元CIA幹部(米国家情報分析会議情報分析次官)が、こんなことを書いている。
この7月イランが、CIA関連17人を逮捕と発表したと書き出して、こう展開する。
『トランプ米大統領とポンペオ国務長官はこれを「真っ赤な嘘」と全面否定、イラン政府の発表は「眉にたっぷり唾を付けて」聞くべきだとまで言い放った。
どちらが本当か』
『この件ではイランは信憑性を裏付けるべく、映像や個人の名前、検証可能とおぼしきファクトを提示している。(中略)イランにおけるCIAの情報網が壊滅的な打撃を受けたのは事実とみてよさそうだ』
さらに、この事件には中国が裏にいるとして、こんなCIA対中国防諜当局の間に起こったある事件との関連を暴露していく。
『2011年前後に中国で起きた同様の事件と関連がある。複数の報道によれば、中国の諜報当局は当時、CIAに情報を提供していた30人超の中国人を特定し、逮捕・処刑したという。CIAが情報提供者との連絡に使用していた通信システムのたった一つのセキュリティー上の弱点を、中国のサイバー諜報活動のプロ集団が見抜き、通信網に侵入したのだ』
『中国とイランの防諜当局の成功は、CIAの情報収集能力に深刻な打撃を与えた。完全な修復には何年もかかるだろう』
イラン問題と、これに被せるように中国冷戦が急浮上して来たのも、案外以上のことが関係しているかも知れない。CIA要員が17人とか、30人とか逮捕されたら『CIAの情報収集能力に深刻な打撃を与えた。完全な修復には何年もかかるだろう』というのだから、何年ももう待てない、今突入だ、やってしまえ、万一失敗しても「トランプという愚かな大統領を選んだからこんなことになったのだ」とすればよい。そういうことかも知れない。