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喜寿ランナーの手記(260)1時間8・5キロまで来た  文科系

2019年08月23日 14時28分25秒 | スポーツ
 10日間入院から8月4日に退院、その半月の完全ブランクから、今は標記のように回復してきた。ジムのマシン30分2回の距離で、こう推移している。市営ジムの規則として、1回につき30分という制限があるのだ。もちろん、それを終えた時に空きがあればすぐに2回目、3回目もできるのだが。

10日 7・6キロ
12日 2回目に疲れて中止。45分強で6キロほど。中一日が無理だった?
15日 8・2キロ。楽に走れた。
18日 8・4キロ。疲れた! 心臓も脚も。
21日 8・5キロ。4・2キロと4・3キロを快調に走った翌日、脚の筋肉疲労が残っていた。
 
 さて、後半の9・5~10・5キロ時というスピードになると、筋肉強化が必要になっているということだろう。特に、この間も軽い痛みが出た右足首、左腿という僕の弱点の強化には今でも日々務めているのだけれど、もっとこれらが必要と分かる。しばらく低速で走りつつ心臓と血液を鍛えながら、筋肉補強運動やインターバル走行を入れていこうと目論んでいる。


 ジムのランナーで最高齢81才の先輩に久しぶりにお会いした。高所落下による骨盤割れ骨折、大きな金具とボルト2本を入れる大手術入院、そのリハビリを経て、ジム再開、もうすっかりランナー復活を遂げられて前よりも元気なほどだ。確か術後1年半ほどのことだが、本当にこういうお人がいるんだと、驚きの連続というお方である。59才でラン入門した僕と違って若い時からのランナーとのことだが、小柄ながら身体はがっちりされた方である。
 今後もう少し、彼の話を聞き取ってみたいと考えている。何しろ僕の今後の老いとのいろんな戦いにも大いに勇気や知恵を与えてくれそうなお方だから、興味津々なのだ。
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改めて「米国急衰退」、その中身  文科系

2019年08月23日 00時38分49秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
①アメリカは、その金融が、石油、IT、農業・穀物・食肉、医薬品など以外の物作りをすっかりだめにした。というよりも、株主資本主義によって、自国内のこれらをダメにしてもよいという経済運営をしてきた。その理由は、

②米金融が米国物作りを買い占めたように、諸外国の物作り(会社)をも買い占めれば、世界経済制覇が出来ると目論んできたからである。日本のユウチョなどなどを、日本大企業の筆頭株主、大株主になるとかしてきたように。

③ところが、アメリカ金融のこのやり方を世界が「もうこりごり」と、見抜いてしまった。通貨危機とか、リーマンショックなども含めて、散々搾り取られてきたからである。そこで殊勝な反省らしく出てきたのが、今回の米大企業の団体(日本の経団連のような)の「株主資本主義は止める」宣言なのだろう。(21日のエントリー参照)

④世界が嘘と分かっているこんな宣言を今時何故やるのか。世界が、米株主(資本主義)を拒否し始めたからだ。特に、世界の工場になった中国が、お人好し小泉日本がやられたように、企業買い占めをさせてくれないからだ。この事には、元が自由化されていないことも関わっている。そこでトランプが今回、「中国は為替操作国」と認定して見せた。これには僕はこう返したい。
「物貿易で保護主義に転じた勝手な利己主義国が、他国に対して金融だけは自由化せよと、どの口で叫ぶのか?」
 そこにさらに譲歩して見せたような③なのである。こんな子供だましに、今の中国が引っかかるわけがないだろう。

⑤さて、ここまで用意してきた世界政経戦略全てが失敗したアメリカの窮状は、今こんな風である。
・国家累積赤字はGDPの4倍を超えるが(米のこの数字は、米元会計検査委員長デイブ・ウオーカーが2015年だかに発表した数字である。日本は2倍ちょっとのはずだ)、物作りが衰退しているから一般労働者の収入が枯渇して内需もないことだし、税収増などは全く望みがない。
・その上、軍事費を今の日本国家予算に近いほど毎年つかっていて、新たな政策に使う金などどこにも存在しない。


 これら全てが、以下を示している。中国との「大国の興亡」「トゥキディデスの罠」に、このままで勝とうとすれば、戦争しかない。が、正面切った戦争は必ずエスカレートして、核戦争をも覚悟せねばならないのが現状だろう。だとしたら、報復核によって自国、地球が破壊される覚悟も必要になる。そんな戦争は今時、ヒトラーの狂気をもってしても決意できるかどうか?

 こうして、中国は一帯一路など「世界政治的イノベーション」によって有効需要を創出し続け、貿易黒字を増やしていくだけ。アメリカは急激なじり貧である。それはもうとっくに始まっているのだ。「米北中部の失業した白人らの赤貧」がトランプを生んだ。ベネズエラとイランに遮二無二に戦争(その脅迫を含む)を仕掛けているのは、ドル世界通貨体制と結びついた石油ドル支配死守のため。イラク戦争も含めて、強いからやる戦争ではなく、苦し紛れの戦争(その脅迫を含む)なのである。

 こうして、アメリカが大きい顔をしていられるのは今や経済力とか世界市場としてだとかではなく、軍事力だけ。国家累積赤字がGDPの4倍になるほどまで無理無理に膨らましてきた軍事力も、対中(核)戦争が覚悟出来ぬとあれば、すでに無用の長物である。

 今までの米中いろんな数値推移から見たら、あと10年で「トゥキディデスの罠」にアメリカが引っかかったと、世界のどの国の目にも見えているはずだ。
コメント (9)
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