「やべっち」さえなくなると決まったように、サッカーにはなぜか冷たい日本テレビ界で、こんな番組をこそ待っていた。
28日の月曜日夜8時から、『スポーツ×ヒューマン』(NHKBS1)が、長谷部誠、岡崎慎司、吉田麻也の対談を放映する。サッカー好きの僕は、このブログエントリーで岡崎慎司と長谷部誠との活躍、優秀さを09年の昔から最も多くここで紹介させていただいてきた。加えるに地元名古屋サッカーの英雄、吉田麻也である。もうかぶりつきで観るべきテレビ番組になった。ウエブマガジンとやらの谷知之氏の番組予告文章でこれを知ったのだが、その内容をお伝えしたい。こういうサッカー特集番組については、サッカーファンはすべからく、かついち早く伝え合おうではないか。
『 今ではスペイン、イングランド、ドイツなどはもちろん、アルメニアなどなじみのない国でも4人の若手が活躍するなど、欧州のさまざまな国で多数の日本人が活躍しているが、彼らが欧州で日本選手が活躍することを普通のことにしたといっても過言ではない。
彼らが、お金や移籍のリアル、久保建英など若き新世代に伝えたいこと、生存競争を生き抜く覚悟など、盟友同士だからこその意見を交換。長谷部がチームで干された生々しい経験を語れば、岡崎は「語学なんて必要ない」と周囲を驚かせ、吉田は怪物のような選手と渡り合うコツを語り、欧州でも活躍できたヒントを3人それぞれがトークする。
ワールドカップでは2014年のブラジル大会で結果を残した彼ら。代表ではもう次の世代に移行しているが、活躍してきた結果は確実に次の世代に引き継がれている。そんな彼らの「キャリアの最後はJに戻るのか」など、ファンが知りたいことも語り合う同番組は、28日・夜8時からの放送。深いフットボール哲学は、3人だからこその話だ。』
今一度言う。サッカーにはなぜか冷たい日本テレビ界・マスコミ界だからこそ、こういうサッカー特集番組については、サッカーファンはすべからく、かついち早く伝え合い、視聴し合おうではないか。我が国におけるサッカーの地位をもっともっと高めていくために。サッカー人口の野球にも劣らぬ多さから言って、このマスコミ状況はおかし過ぎるとの公憤として言うのである。どうも、この番組が示しているように、頼りになるのはNHKだけなのだから。24日中日新聞朝刊スポーツ面でも、野球と相撲はそれぞれ1面をびっしり使っているのに、昨日J全チームが戦ったサッカーは他のスポーツと抱き合わせの1面。朝日も、サッカーと相撲が同格で、1面使った野球は、やはり別格?