10日、30分×2回が4・2の4・5キロになり、16日は同じくこの後半が4・6キロ。20日にはLSDを頑張って90分11・3キロ。23日もLSDで70分9・4キロと走ってきた。これら周辺の留意点は前回書いたように、全て細心にやっている。走行フォームはとにかく、左右脚の地面つつきを同じ力でやって「つついた脚の腰骨と臍を真っ直ぐに伸ばして、心持ち前傾姿勢で前へ」とやるときに、腰を後ろへひねるよう意識するようにしている。アップとダウン、ストレッチも入念にというのも、言うまでもない。
まず、最新かつ最大の変化が心拍数の低下。9キロ時でも145を切る所まで来たようだ。僕の一定持続最多心拍数は160ほどなのだが、10キロ時でさえ150近くになったから、この辺のスピード時の息苦しさが劇的に減ってきた。その分どうも、次の段階へは筋力が問題になってきた。これは、23日とその翌日の疲れ方具合などによって思い知らされたことである。
全体的に弱い左脚(膝)は注意してきた結果かなり強くなって、その分右足の足首、つま先の筋力が今は課題だ。右足の足底筋膜が、速度を上げて走った日の次の朝などに痛むから、そこに重点的にストレッチをやっている。この周辺筋肉を強くするには、10キロ時以上で走ることを重ねなければいけないと考えているが、現在のその時間を5分としたものか、それとも今は10分は走れそうだからそうした方が良いのか? この試行錯誤が問題になってきた。少しずつ重ねていくしかないのだろう。
「年寄りの冷や水」の長欠ブランク明けは常に、「追求・鍛錬か、故障か」。そんな危険が常に伴うもの。そこを縫って成果が明々白々に上がった日は、意気揚々と帰ってくるのであるが、これからははて?