たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ラジオシアター『華麗なるギャツビー』

2017年05月03日 18時06分44秒 | ミュージカル・舞台・映画
 15歳の加藤清史郎君が、ニック・キャラウエイとジェイ・ギャツビーの二役を演じたラジオシアター『華麗なるギャツビー』前篇をYouTubeで視聴。デイジー他は中嶋朋子さん。

https://www.youtube.com/watch?v=HFVpv2J0eX8&feature=youtu.be

 雪組の杜けあきさん主演『華麗なるギャツビー』は忘れがたい舞台だったし、もうすぐ井上芳雄さん主演の『グレート・ギャツビー』が日生劇場で開幕するし、なかなかのタイミング。作者のフィッツジェラルドはアメリカのミネソタ州出身、軍隊に入るも戦地に赴く前に終戦を迎え、29歳でこの作品を書いたとの解説あり。大草原の小さな家への旅でローラが子供時代を過ごしたミネソタ州を訪れたし、雪組を観た時から20年以上の歳月を経てこの作品に触れてみると、デイジーを追い求めたギャツビーの人生は哀れに思えたり、亡くなるとき悔しかっただろうなと思ったり、さまざまに想いがあらたにめぐります。今の世界のありようを考えるとアメリカン・ドリームってなんだったんだろうなって想ったり。

 清史郎君にはかなり高いハードルだったと思いますが、大人の男性の声になってきているところで納得の演じ分け。芝居心のある清史郎君らしいです。20代になったら、ぜひギャツビーを演じてほしいなあ。素だと共感しやすい、純粋なニック・キャラウエイが似合うだろうけれど、キャラクターが創りづらいギャツビーに挑んでほしいです。そんな時が訪れるまで小池先生には活躍していただいて、ぜひ清史郎君にオファーを、と勝手に妄想しています。清史郎君が今の井上芳雄さんの年齢になるまであと22年。そんなに待つ時間はたぶんないので、できれば20代で・・・。

 井上芳雄さんが、女性が演じた宝塚のギャツビーとは違うであろうギャツビーをどう演じるのか楽しみなところですが、また失業者となったわたしは、その前に書類の作成と提出。明日と明後日でなんとかと思っています。やるしかないです。
 
 
 収録風景の写真は番組公式サイトからお借りしました。





 石原絵理さんのブログにかわいい憲史郎君のお写真が掲載されています。エリザのみがあったとのこと。何か月も一緒に過ごしたカンパニーは、終わってからも仲良しなんですね。
http://blog.livedoor.jp/irimusume85/archives/2017-05.html