たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

疲れました

2017年05月12日 23時10分18秒 | 日記
 緊張と喉の渇きとお手洗いで早く目がさめてしまいました。5時間は眠れたかなあっていう感じです。極度の緊張で疲れました。こういうものは疲れます、ほんとにいやね、もう忘れたいです。自分はやらない方がいいんだって感じました。当事者すぎました。距離が近すぎました。重すぎました。自分の役割ではなかったということでした。プライベートなことはお金をいただく仕事に結びつけない方がいいんだなってよくわかりました。ボランティアでやるなら話はまた違ってくるのかもしれませんが、お給料いただく仕事としてはね、距離感がね、自分の中ですごくわからないなって思いました。あつい想いは必要だけど、あつい想いだけでもない、なんかねむずかしいです。迷った末にトライしない方がよかったのかなって思ってしまうとマイナス思考過ぎるのでやめます。でもちょと傷ついてしまったかな。あんまりいい面接じゃなかったです。もう忘れたい。気持ちを切り替えて次の道を求めていこうと思いますが生活あるし、集合住宅に耐えられないし、いつまでもつのかなあ。あんまり苦しかったらやめよっか、ってそれじゃあどうするんじゃ?!相談窓口の方によるとこうしているうちにみんなおさまるとこにおさまっていっているんだそうな。みんなこんなもんとのこと。「たんぽぽさんこうして面接に行くエネルギーが戻ってきたんだからよかったです」。また来週相談にのってもらいます。もう少しやってみるかね・・・。

 徒然日記でした。

『木靴の樹』シナリオ(16)

2017年05月12日 15時26分54秒 | 映画『木靴の樹』
・農園の外(朝)

 ペピーノが製粉場に向かう。明るい日ざしのもと、ルンクの後家さんが洗濯物を干す。

・納屋(夜)

 うす暗い納屋の中での、アンセルモとベッティーナのひそかな会話。

アンセルモ「閉めて」

ベッティーナ「どこへ行くの」

アンセルモ「種まきに(厩に入る)」

ベッティーナ「なんの種?」

アンセルモ「トマトだ(小さな木箱にトマトの種をまき、布をかぶせる)」

ベッティーナ「なにをしているの?」

アンセルモ「乾草をかぶせる。外が寒くても、芽が出てくる」


・兎小屋の前

 かくれんぼをしている子供たち。フィナールの次男、ベッティーナ、アネッタが鬼で数を数えているところに、わけもわからずトゥー二も加わり、4人並んで扉に顔を伏せている。オルガとビエリーノは、物かげにかくれる。

オルガ「(ビエリーノに)ここへおいで」

 枯枝のすき間にもぐりこむ2人。数を数え終わった鬼たちは、あたりをぐるりと見渡す。いち早くベッティーナがかけ出す。

アネッタ「(フィナールの次男に)どこ?」

フィナールの次男「(トゥー二に)坊主は向こうへ、(アネッタに)おまえはあっちへ」

 指示を与え、自らもかけ出すフィナールの次男。何もわからないトゥー二は、枝をふり回してきょろきょろするばかり。

 息を殺したオルガとビエリーノ。「小屋の中よ」という声に、オルガを見つめるビエリーノ。しっと指を立てるオルガ。

フィナールの次男「ぼくが行く」

 馬車の下をのぞくアネッタとベッティーナ。「厩の中を見たら?」の声に、身をすくめるビエリーノ。

オルガ「かくれるのよ。みつかるわ(ビエリーノを引きよせる)」

フィナールの次男「麦わらの下だ・・・戸のかげに!」

 見つめあうオルガとビエリーノ。





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紀伊國屋書店