2018年4月22日(日)晴 28.9℃~8.3℃
「養蚕国神社の森」
長原からバスで養蚕町にある「養蚕国神社の森」へ移動。
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養蚕国神社は、「日本唯一社」そして桑の成育と養蚕業の発展の社として有名。境内にはケヤキをはじめ、多くの巨木が神殿を取り囲む社業林が広がり、重々しい神域を醸し出している。その役割を担う主な巨木たちは次の通り。
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〇エドヒガン ばら科 胸高幹周 575cm 社殿前にある御神木
〇ケ ヤ キ にれ科 胸高幹周 410cm 3本とも社殿の西側にあって共に斜上し、そして粘り強く見ごたえがある。
〇ケ ヤ キ にれ科 胸高幹周 380cm 同 上
〇ケ ヤ キ にれ科 胸高幹周 380cm 同 上
〇ケ ヤ キ にれ科 胸高幹周 350cm 神殿の裏にあって、幹は地上から3mで大きく双幹
〇トウカエデ かえで科 宮司宅前庭にある。
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特にエドヒガンは、「峰張桜」と呼ばれ会津五桜の一つと言われており、養蚕国の森を代表する巨木。
天然記念物 峰張桜は、推定樹齢1,000年以上で、御神木となっている。養蚕国神社は、市内の古三社の一つで保食神、天照大御神、稚産霊神を祀ってあるが、縁起によると、弘仁二年(811)に鎮座。寛弘七年(1010)県令石部少将道秀、堂家在京太夫憲昭等が尽力して社殿を創設したときに、この桜が植えられたと伝えられている。
大正九年八月、大正天皇の后、貞明皇后が当社を参詣の際に峰張桜に関心をよせられ、穂木を採取、皇居紅葉山にある御養蚕所の近くに植樹されている。
<形 状> 樹高:14メートル 胸高幹周:757センチメートル 根元幹周:810センチメートル