全米女子オープンゴルフでまさかの日本人同士のプレーオフ、奇跡としか言いようが無い。中継ビデオが公式、非公式有るが、シアトル在住の日本人女性カメラマンが、ギャラリーとして密着撮影した一部始終をYouTubeにアップ、臨場感があって面白かった。最終日朝一番から、飲まず食わずでの撮影ご苦労様でした。先ず御礼
畑岡奈紗、笹生優花のプレーオフ、最初は9番、18番の2ホールはストロークプレーでの勝負、2ホールとも畑岡はラフに入れ、笹生はフェアウェイ、断然笹生有利の展開だった。しかし、畑岡はラフから低い球で手前から転がして載せる。笹生もバーディ狙いで載せたが共にパー、サドンデスにルールが変わり、エキストラホールの9番でのドライバー今度は畑岡がフェアウェイ、笹生がラフ、飛ばし屋の笹生もラフでは畑岡と距離は変わらない。断然畑岡が有利と思えた。
ラフからの笹生は多くの選手が苦労した深いラフにも拘わらず、高い球でグリーンを攻め、ボールが2m手前で止まり、ギャラリーから喝采をあびた。畑岡はフェアウェイからだったが、10m手前と距離を残し、その差でバーディを逃した畑岡に対し、バーディを奪った笹生が優勝した。最後は米国で3勝をあげている先輩を力でもぎ取った勝負の感。