釧路市内を走っていて おや!と思うことがあった。
「鳥取大通り」「鳥取1丁目」・・・ といった”鳥取”という地名が
やたらと目に付いた。
この地域は 鳥取県の士族が新天地を目指し入植して開墾し
昔は鳥取村 鳥取町と言った行政区域であった。
その後 1949(昭和24)年10月 釧路市に編入したが
鳥取の名は今も残されているからだった。
このように北海道には 本州にある地名がところどころに
見受けることがある。
有名なところでは「北広島市」「新十津川町」
これらも 本州のその地の人々が開拓団として入植し
団結力を高めるために 地名をつけたようだ。
特に 「新十津川町」は 奈良県の「十津川町」が
122年前の大水害により集団移住して誕生したことを
先の台風12号の被害で その経緯を知った。