マリ・ストン側の長壁
ツアーバスは アドレア沿岸を北上 一昨日 通った道をまた戻っている。
ドブロブニクから50分ほど
クロアチアの飛び地ドゥブロヴニクに属し ペリエシャス半島の付け根付近
前方の山肌に 白いパイプのようなものが見えてくる。
この地は ローマ時代から塩の生産が盛んで 船の建造とともに
ドブロブニクの重要な収入源であった。
その塩田や製塩技術を外敵から守るため この長壁が建造されている。
これは 要塞の長壁で ストンと隣町のマリ・ストンとを結び
約5kmにもおよぶ ヨーロッパでも二番目に長い城壁の一つ
14世紀ごろ砦の建設が始り 完成したのは1506年とのこと。
一方 “牡蠣”の養殖もさかんで 長壁の見学とともに
訪れる観光客も多いとか。