ミーソン遺跡群への入口
第6日目 最初の見学は
ホイアンから 南西に 約50㎞ 「ミーソン遺跡」へ
古代チャンパ王国の聖なる遺跡の1つで
古都聖山マハーパルヴァタを 望むジャングルの中
バオキン山の周囲にある。
遺跡群の大きさは やや小ぶりであるが
背後の山に マッチしている。
ミーソンとは 『美しい山』 という意味だそうだ。
チャンパ王国の滅亡後は 忘れ去られていたが
フランス統治下の1898年に フランス人により
密林の中偶然に発見され 数次にわたり発掘調査 修復 補強などが行われた。
こんなところからも ”ベトナムのアンコールワット” とも言われている。
その一方、フランス統治時代には 盗掘を受け 美術品の多くが失われてしまい
また ベトナム戦争では アメリカ軍の空爆を受けて
大半の遺跡が 破壊されてしまった。
発見当時は 約70棟もの建築物があったが
ベトナム戦争が終わった1975年には 約20棟しか残っていなかった。
そして 1999年に 世界遺産の文化遺産に登録され
1980年から復元作業が開始されている。
2005年3月には 日本のODAによるミーソン資料館が オープンしている。