左はC 右はB 奥にDのグループがある。
ミーソン遺跡は A~Hまでのグループの遺跡群に分けられている。
我々は 案内図の矢印とは反対に巡り 最初はグループB・C・Dへ
ミーソンは2世紀末から17世紀にかけて
ベトナム中部から南部にかけて栄えた
チャンパ王朝の建造物群のひとつで
チャンパ王国の宗教(ヒンドゥー教シヴァ派)の聖域であった。
チャンパ王朝では王位を継承すると
新しく寺院を建立するのが通例となっていたため
現在は 僅かにこのB・C・Dグループにしかその面影は残っていない。
現在残っている建築物の中でB5と呼ばれる塔は
10世紀ころの極めて貴重な建造物であると同時に
砂岩で出来ているレリーフなどは現存しているチャンパ芸術の中でも
一番優雅で荘厳な造りであるとされている。