あかない日記

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島根旅行(36) 屋根材

2015-02-06 | 国内・島根

 

社務所に 60年間 出雲大社を支えてきた屋根材(ヒノキの皮)の一部が
飾られ その屋根材を使って縁結びのお守りとして売られていた。


このお守り 出雲大社の遷宮が完全に終わる 
平成28年までの期間限定品だそうだ。

御本殿の修造は 大屋根檜皮(ひわだ)の撤去などを経て
新しい檜皮による葺き作業が 平成24年3月に完了し
その
夏に 新しく生まれ変わった御本殿ができた。

 この修造には 震災被害にあった東北地方の木材なども使われ
銅板などは130年ぶりに「ちゃん塗り」と呼ばれる特殊な塗装を施されている。
そして大屋根には 約70万枚もの膨大な檜皮(ひわだ)が敷き詰められた。

因みに 檜皮は防水性に優れ 伝統的木造建築の最高の屋根材といわれている。

出雲大社では 一般の約1.5倍の長さの檜皮が用いられ
御本殿大屋根の面積は 約180坪 軒先の厚さは約1mにもなるそうだ。