子規忌(9月18日)に続き
子規と団子の話題を
「子規庵」から北西に数分の所
(荒川区東日暮里5丁目)
芋坂みちに 創業1819(文政2)年の
「羽二重団子」のだんご屋がある。
店の屋号は だんごが「きめ細かく羽二重のようだ」と
評判を呼んだところから 名前がついたそうだ。
羽二重団子は
昔ながらの生醤油の焼き団子と
渋抜き漉し餡団子の二種類があり
店内で 中庭を眺めながら 食べることもできる。
子規も大いに利用し 句にも詠んでいる。
芋坂も団子も月のゆかりかな
芋坂の団子の起り尋ねけり
芋阪の團子屋寝たりけふの月
名物や月の根岸の串團子
芋阪の團子売る店にぎわひて團子くふ人團子もむ人
説明文では 妹さんと団子のことで
言い争いがあったともある・・・。
王子街道から天王寺の五重塔や谷中に
向かう「芋坂みち」の石柱