9月18日の「子規忌」から
「子規と団子」(10/3)
「子規と野球」(10/11)と話題にした。
今回は「子規の句碑」
都内にはまだまだ沢山 句碑があるが
その中の一部を取り上げる。
「寄席はねて上野の鐘の夜長哉」
上野・下谷神社境内にある句碑。
上野・下谷神社
下谷神社は 奈良時代に創建され
都内で最も古い「お稲荷様」
祭神名は 大年神 (オオトシノカミ) と
日本武尊 (ヤマトタケルノミコト) で
五穀を主宰し 厚く産業を守護し
「商売繁盛」と「家内安全」の
御利益がある神様と いわれている。
1798(寛永10)年 初代 三笑亭可楽が
下谷の稲荷社(下谷神社)の境内に
寄席の看板をあげたのが
江戸で最初の 噺家による
落語の席だったと言われている。
寄席発祥の地碑は
この200周年を記念して
1998年(平成10)年に 建てられた。
「寄席発祥之地」の文字は 柳家小さん師匠の書。
「雑閙や 熊手押あふ 酉の市」
台東区 千束 鷲神社境内
2001(平13)年 子規没後百年記念を記念し建立。
鷲神社は 天日鷲命(アメノヒワシノミコト)と
日本武尊をお祀りしている神社
現在は「おとりさま」として親しまれ
11月の酉の日に行われる酉の市は有名
「落葉して北に傾く銀杏かな」
神田の銀杏樹を見て
千代田区 神田小川町 共同ビル横にある句碑