正岡子規は 1884(明17)年
東京大学予備門時代に
ベースボールを知り
野球に熱中したといわれている。
1889(明22)年7月には 郷里の松山に
バットとボールを持ち帰り
松山中学の生徒らにベースボールを教えた。
1896(明29)年には「日本新聞」に
連載された「松蘿玉液」の中で
野球のルール 用具 方法などについて
くわしく解説している。
野球を詠んだ短歌 俳句も数多く見られ
新聞や自分の作品の中で紹介し
野球の普及に多大な貢献をした。
その子規の思いを記念して
東京・上野公園に「正岡子規記念球場」がある。
この球場は 公式戦を行うのではなく
草野球用に貸し出されているようだ。
加えて 2002年 野球の殿堂入りもしている。
上野恩賜公園開園130周年記念事業(2010年)の
一環として建立された子規の句碑
「春風やまりを投げたき草の原」