あかない日記

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柄井 川柳

2016-10-30 | 人物忌

 

 

 今日 10月30日は 柄井川柳 が亡くなっている。

1718(享保3)─1790(寛政2)年

江戸時代中期に 前句付けの点者として活躍した。

辞世の句は「木枯らしや 跡で芽をふけ 川柳」

であったと 伝えられている。

 

昨今は サラリーマン川柳などでも 親しまれているが

名のとおり ”川柳” は 彼の名に由来している。

川柳は 五七五の十七文字の定型で

成り立つ短詩だが
口語が主体で 

季語や“や・かな・けり”などの“切れ字”の制限がない。

 詠む対象は 社会諷刺や人間模様などが多く

俳句とは 趣を異にしている。

 台東区蔵前 三筋2丁目交差点 脇には 

1757(宝暦7)年 この地にて

初めて万句会を開いたことから

250年後の
2007(平成19)年 

「川柳発祥の地」として記念碑が建てられている。