あかない日記

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ポーランド・クラクフ 91 ヨハネ・パウロ2世

2018-07-20 | ポーランド紀行

 

 

大聖堂脇の立像は 
元ローマ法王ヨハネ・パウロ2世

(第264代 在位1978―2005年)

ヨハネ・パウロ2世については 
このブログで折に触れ話題にした。 

国民の90%以上がカトリック信者だった
社会主義時代のポーランドでは
教皇の存在が国民の精神的な支えとなり
後の民主化に大きな影響を与えた。

今やポーランドの守護神ともいわれる。

 訪問国であるメキシコを初めとして
2003年の最後の訪問国である
スロバキアまで100カ国以上を訪問し、
「空飛ぶ教皇」と呼ばれ 民族や宗教・国を越えた
対話を目指し各国のリーダーや政治家
宗教関係者との会見も積極的に行った。

また すべての命と人権の擁護
戦争や暴力に反対するなど
平和への活動にも取り組んだ。



 先ほど 通ってきた カノニツア通りに
パウロ2世の額が飾られた建物があり
パウロ2世は かつて ここに二度住んでいたという。

現在 建物は「大司教区博物館」となっている。

パウロ2世が 使用していた生活用品や
スポーランドの山を愛し湖やカヌーでの川下りを好んだ
 スキー カヤックなどが 展示されている。