あかない日記

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ポーランド・クラクフ 94 クラクフ国立博物館

2018-07-23 | ポーランド紀行

クラクフ国立博物館本館正面


国立博物館内で 
浮世絵「ONNA」のポスターを見る。

何故ここにと思ったが 
この博物館には 何千点にも及ぶ絵画や漆器
陶器 刀剣類などの
膨大な日本美術のコレクションがあるという。

先のマンガ館でも触れたが 
20世紀初頭 美術品コレクターで芸術評論家の
フェリクス・ヤシェンスキによって
 ポーランドに 初めて日本美術が紹介された。

19世紀末のパリで 当時西欧で大流行していた
日本美術と出会い衝撃を受け

日本美術品を収集し、
ポーランド随一の 日本美術品コレクターとなり、

また 日本美術をポーランド国内に
喧伝する活動を始めた。


収集した日本美術品のコレクションは
晩年 クラクフの国立博物館に寄贈された。


しかし 第2次世界大戦中のドイツ占領時代に
その一部は 失われたが

現在残っているものの中には
価値の高いものが少なくないという。

加えて 日本美術がポーランドの芸術家たち
そして ポーランドに及ぼした
影響
は 大きいという。