工場に向かう予定が手違いでアウシュビッツ収容所に着いた
女性と子供を乗せた列車の場面
この場面 実際に同地で撮影が行なわれた。
しかし 敷地内での撮影許可は取れず
収容所の中から汽車を走らせ到着したように見せるため
門の外側にセットが組まれたという。
史実に基づいて制作されたというが
エキストラやセットは
当時の写真と違いが分からないほど写実的だ。
映画「シンドラーのリスト」(1993年公開)は
ユダヤ系アメリカ人である
スティーヴン・スピルバーグ監督により制作された。
第66回アカデミー賞で 作品賞 監督賞 脚色賞
撮影賞 編集賞 美術賞 作曲賞の7部門を受賞している。
第二次世界大戦時にドイツによるユダヤ人の
組織的大量虐殺(ホロコースト)が
東欧のドイツ占領地で進む中、
ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが
1100人以上ものポーランド系ユダヤ人を自身が
経営する軍需工場に必要な生産力だという名目で
絶滅収容所送りを阻止し、
その命を救った実話をもとにしている。
ラストシーンのシンドラーの墓 (DVDから)
彼の墓は彼自身の希望により
エルサレムのローマ・カトリックの教会墓地にある。
オスカー・シンドラー(1908-1974年)は
メーレン(当時オーストリア領、現チェコ領)生まれの
ズデーテン・ドイツ人の実業家。
DVD