独鈷山の麓から望む塩田平
塩田平と呼ばれる地域は
鎌倉時代に幕府の要職にあった北条義政が館を構え
以後3代にわたり一帯を治めた政治の中心地であった。
領内開発に尽力したことから塩田北条氏に
かかわる神社仏閣が数多く点在している。
鎌倉時代には「信州の学海」と呼ばれるほど
学問研究の盛んな土地でもあった。
また「信州の鎌倉」と呼ばれる所以でもある。
さらに江戸時代には上田藩の穀倉地帯として
「塩田三万石」と呼ばれている。
今の塩田平は 信州の鎌倉として
「ウオーキング」のコースにも選ばれている。
*遊歩百選は 読売新聞社が50年記念事業として
2002年に呼び掛けを行い
市民参加による投票と選考委員会により
選定された風光明媚な歩道などのある地域百選のこと。