街角に「バイロン」の名の店が
先に シントラの街の成り立ちについて触れたが
緑深い景勝地シントラには
19世紀以降多くの芸術家も訪れるようになり
デンマーク出身の作家アンデルセンや
イギリスの詩人バイロンも
このシントラに訪れている。
特にバイロンは 自然と人工美が
調和した箱庭のような町並みは、
「エデンの園」と褒め称えている。
彼は シントラが誇る1764年創業の
老舗ホテル・ローレンスに滞在して
代表作「チャイルド・ハロルドの巡礼」の
一部をここで書いたといわれている。
1829年当時の景観
緑豊かな佇まいや穏やかな景観は
今でも引き継いでいる。